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森野舊薬園 

2022年04月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:四季の花

奈良県の宇陀市大宇陀は
かつては松山と言われていました。
松山の町の東にある山には
山城の松山城があり
その城下町として栄えた町だそうです。
かつては製薬の町でもあったようです。
古い町並みの中にはそういう古い看板も…

森野舊薬園は
この町にある吉野葛の製造を行う老舗「森野吉野葛本舗」が運営管理する植物園です。
葛粉作りを開業して10代目となった藤助が
享保年間に自宅の裏山に開園しました。
「小石川植物園」と並ぶ日本最古の薬草園として知られています。

この時期ここの薬草園にはいろんな花が咲き
行くのを楽しみにしていた所だ。
ちょっと万葉集の額田王の歌が頭をよぎる。

現在は使われていない葛粉製造の施設も見学して
裏山の薬草園に向かった。
小さな門の横にはショウジョウバカマ。
少し上るとアミガサユリが咲いている。
また昇るとアマナの花。
イカリソウにケマンソウ。
名前の分からないスミレの花。

そして現れたのがカタクリの群生。
群れ咲くカタクリに出会って幸せ感いっぱい。

他にもたくさんの薬草類があったが花の時期はそれぞれなんだろうと薬草園の山を下りた。

ここには以前も何回か来ていたが
江戸時代から残る薬草園としては東京の小石川植物園とここだけだと聞いて
またビックリだった。



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