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敏洋’s 昭和の恋物語り
ボク、みつけたよ! (五十)
2022年03月21日
テーマ:テーマ無し
伊万里駅から北に延びる伊万里大通りを走ると、伊万里川があります。相生橋の欄干端にある親柱に、少しくすんでいますが本来は派手派手しい彩色の伊万里焼の陶器ががすえられています。橋をわたりさらにすすむと、右手に時計台がありました。伊万里市立伊万里小学校の看板です。平成元年度卒業記念、とあります。バブリーですねえ、時計台とは。さあ、この坂を上がると学校に着くようです。
校門前に着き、校内の駐車場に車を停車しました。が、まだ気付かずです。車から降りてコンクリートの校舎を眺めても、正直、感慨の念は湧きません。もう60年の以上が流れて、木造だったはずの校舎が立派なコンクリート製に建て替えられているのですからねえ。まったく、見覚えがありません。「こんなに立派な建物になったのか……」。これは、回った全ての小学校に共通した感情です。
少しずつ歩を進めて行く。「えっ、えっ、ええぇぇぇ!」。「うわっ! うわあ! 見つけた! 校舎が、運動場の一段上になってるう!」。思わず声を上げました。そうそう、三段の階段があったよ。昼休みなんか一斉に運動場におりるんですが、あぶないんです。 そうか、伊万里小学校だったんだあ。転校生として出席した初めの日に、親父がクラス全員に鉛筆をくばりながら「仲良くしてやってください」と声かけをしてくれたのは、伊万里小学校だったんだ。親父の、精一杯の愛情表現なんだよな。物品を買い与えることでしか、愛情表現ができないという、親父の哀しいさがなんだよな。そしてそれは、わたしに受けつがれているかも?
そうだった、かけっこの時だ。背が高くて足が長かったわたしは(自慢でもなんでもありませんから)「足がはやいはずだ」と決めつけられて、恥を……かかなかった。少しずつはなされたわたしは、「足がつった」と言いわけをしちゃって。そのまま保健室につれていかれたけれども、バレてたよな、多分。 そうだ、もう一つ覚えてる。まえの席にすわっていた男子生徒が、急に吐き気をもよおしたんだ。で、床にゲロを吐いちゃったんだけど、周りのみんなは「きたねえ!」とはなれたけれども、優等生ぶっていたわたしは、そのゲロをかたづけたんですよ。それに対する反応がどうだったかは、まるで記憶にないけれども。しかし、そうだっんだ、あれは伊万里小学校だったんだ。
おお、どんどん記憶が蘇ってくる。二人の女子と仲よくなったよな。もう一人の男子とともに、学校に着くやいなや、二人の女子にくすぐり攻撃をかけられた。教室中をにげまわった記憶がある。で、そのうちのひとりの女子と放送委員になって、昼休み(給食どきも)をちいさな放送用のブースに入って過ごすことになった。毎日ではなく週1回――多分5クラスあったせいだと思うんだけど――だったはずだ。クラスに戻るとみんなから冷やかされて、おたがいに気まずい思いになった気がする。で、その後からツンケンな態度をとられたんだよ。それまではなんの意識もしていなかったのに、変な雰囲気になっちゃったな。
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