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タキさんblog 自然大好き
樹木医と歩く「楽しい花散策」
2020年10月29日
テーマ:テーマ無し
?令和2年度後期が10月21日に開かれました。主たるフィールドは都立長沼公園です。京王線長沼駅にでる麓と丘陵の尾根をつなぐ沢伝いの園路。その景観は変化に富み、自然の山道と変わらない地形となっています。 秋の後半ともなりますと草花の数がめっきり減りますが、秋の実りと共に木々の実が目につくようになりました。〇例えば黒いムクノキの実は人が食べてもまずくはないようでが、公園内の全てのハトが集まっているほど多くのハトがこのムクノキの実をついばんでいました。また落ちていますドングリの実は、皮の破れた実のみを選んで食べるとの事でした。〇ドングリの自然発芽は少ないようですが、薄暗い道端斜面にたくさん発芽してました。恐らく発芽期に適当な水分が確保されたとの事。〇カエデのノムラカエデはオオモミジ系の栽培品種で、春の若葉も赤紫色を帯びているのが特徴で、鑑賞価値の高い樹木で江戸時代から栽培されたそうです。〇「錦織り成す・・・」言葉がありますが、秋のニシキギの葉は赤と緑色が混在しています。これは植物の枝の導管に水が少ないと赤色となり、多いと従来の緑色で残るそうです。〇以前はセイタカアダチソウが多く繁茂していましたが、今日では数少なくなりました。その理由としてセイタカアワダチソウのアレロパシー(抑制物質)は、根に存在し他の植物の発芽を抑制することで自己を増殖させていますが、大発生しますと、自分で抑制物質を作りながら自身の根を枯らす役目を負って、現在は生育地域は少なくなっているそうです。〇コウホネの繁茂する池がありましたが、薄暗い池で山からの湧き水の温度が低く、コウホネの生息に良いそうです〇ドングリの自然発芽は少ないようですが、薄暗い道端斜面にたくさん発芽してました。恐らく発芽期に適当な水分が確保されたとの事。 このように樹木医からの説明で納得した次第です。 ノムラカエデ ニシキギコウホネ池 セイタカアワダチソウコウホネ
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