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シャイン 

2020年08月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:音楽

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『シャイン/Shine』。
BSプレミアムで2020年8月4日(火)13:00〜放送。

厳格な父に夢を託された息子。重圧に押しつぶされながらも、
再起していく姿を描いた感動作。

実在のピアニストであるデイヴィッド・ヘルフゴットを
演じた主演のジェフリー・ラッシュは
第69回アカデミー賞主演男優賞をはじめ多数の映画賞を受賞。

キャッチフレーズは、
”誰があなたを輝かせるの、あなたは誰を輝かせるの”。

デイヴィッド(少年期/アレックス・ラファロヴィッツ)は、
音楽家になれなかった父親の
ピーター(アーミン・ミューラー=スタール)に
ピアノを教わり、才能を発揮し、天才少年として評判になる。

だが、アメリカ、英国の王立音楽院に留学の話がでると、
父親のピーターは、デイビッドが家族から離れることに対して
暴力をふるい反対する。
なぜなら、ピーターは子供を手元に置きたかったから。

デイヴィッド(青年期/ノア・テイラー)は、
著名な作家で、年齢を越えて友情を結んだキャサリン
(グーギー・ウィザーズ)の励ましで、ついに家を出る。

ロンドンで彼はセシル・パーカー(ジョン・ギールグッド)に
師事。パーカーは彼をわが子のように愛し、鍛える。

彼はコンクールでの演奏曲に、幼年時代からの
父親の悲願であったラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を選ぶ。

猛特訓でこの難曲を完璧に演奏したデイヴィッド、
優勝はしたが心身ともに消耗し、演奏中に倒れる。
そして、このストレスに耐えきれず精神に異常をきたす。

10数年を精神病院で過ごしたデイヴィッド
(ジェフリー・ラッシュ)はかつて自分のファンだったという
女性に引き取られる。その後、引取り先を転々とした。

激しい雨の晩、ワイン・バーで働くシルヴィア
(ソニア・トッド)は、びしょ濡れで店のドアを叩いたいた
デイヴィッドを家まで送る。

シルヴィアはやがてデイヴィッドがピアノを弾くことを知り、
彼に店でピアノを弾くことをすすめる。

と、ここまで粗筋を引っ張ったのは、
彼がこの店で演奏する曲のシーンが最高だからです。

♪Flight of the Bunblebee/熊蜂の飛行♪を、
タバコをくわえて、煙を吐きながら得意げに演奏しながら、
どうだと言わんばかりに時々、後ろを振り向く姿と、
鍵盤を走る、華麗な指裁きには感動しました。
(タバコの灰が落ちないのかとハラハラしましたが?)
https://youtu.be/y-QrSc_Jw3g

スコット・ヒックス 監督が描きかったのは、
病める天才音楽家の挫折と成功に、
父と子の音楽を通しての親子の葛藤、確執でしょう。

”どうしてもわしらを離れてイギリスに行くなら、
親子の縁を切る。もう二度と帰ってくるな”の
父の言葉はどこかの頑固おやじが吐くセリフそのままですが、
さて、親子の関係はどうなったのでしょうか?

ヘルフゴットは日本公演も行っています。
1997年(平成9年)公開。



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