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ニャンコ座リポート
ちょっと奥さん (7/30)
2020年07月30日
テーマ:テーマ無し
27日のことでした。Facebookのファーチレのお部屋に「ちょっと奥さんこんなの見つけたわよ」という書き込みがありました。東京混声合唱団開発の「歌えるマスク」でした。ちょっと見、エプロンのような、息子に言わせると「大谷 吉継」みたいなものでした。まっ、医学的に完ぺきというわけではないけれど、今や危機に瀕している合唱の救いのマスクであることは確かでしょう。
みんなこんなの待っていた、買いたくてもなかなか変えないようなので、写真を穴のあくほど見て、試作してみました。わかることは、形状と、いくらかの資料で、素材と、縦にもワイヤーが入っていることが、最大の特徴なのだとわかりました。作るといっても、普通のマスクの何倍も布が必要で、横と縦に入れるワイヤーもとりあえずビニタイしか持っていないし。
笑音のおくるみの裏に使ったWガーゼと、大魔王夫人のマスクを作った日本手ぬぐいをリバーシブルにして、試行錯誤の末、何とかそれらしいものができました。紐は、買い置きのTシャツヤーンを使いました。作りながら、色々改善点がわかりましたよ。販売価格は1,300円らしいですが、作ってみた感覚では、それは当然の対価です。
「ちょっと奥さんこんなの作ってみたわよ」と写真入りで書き込んだら、1分で「アラビアンナイトな感じ」と反応があって、びっくりするやら嬉しいやら。使用感は、縦のワイヤーのおかげで、口元に空間があり自由に動くことと、マスクで歌う暑苦しさが軽減されることです。入荷を待つのも良いですが、作ってみるのも面白いんじゃないかな。きっと、型紙や作り方が、出回ってくると思います。
「劇団四季」が実験していましたが、飛沫は一般人よりも、息をコントロールできる、ようするに歌や芝居をする人の方が、遠くに飛ばさないのだそう。意外です。そこに自信をもって、歌い始めませんか。
息子の再スタートを祝うように、本日西日本梅雨明けだそうです。猛暑の京都のごみ拾いが待っている。去年の夏は北海道で過ごしたのだから、暑さへの抵抗力はすっかりなまっているはずなので、とにかく体大切に。隣の大阪の感染確認数が恐ろしい数字で、京都も増えつつあります。やれることは限られますが、はしゃぎすぎないようにね。
京都でもまだしばらく、就労支援のプログラムを受けるんだそう。うつだからというより、発達障害のためなのかな。どんな内容なのか、私には見当もつきませんが、そう決めたのならやり切ってほしいです。
9月の公演が終わったら、ほんのちょっと私のことを思い出して、様子見に来てちょうだい。
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