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ニャンコ座リポート
大変なのは自分だけじゃない (7/31)
2020年07月31日
テーマ:テーマ無し
昨日は仕方なく、空港からがんばって車運転して帰ってきました。ガソリンを入れ、レディースデイで、洗車半額だったのでしてもらい、なにかこう心機一転気分が欲しかったんですね。帰宅して、息子が干していってくれた洗濯物をとりこんでしまいこんで、気配を消す作業に没頭しました。
不思議な感覚です。もう京都の方が長くなった息子です。だから、数時間前まで息子がいた光景というより、あれほど散らかっていたのが片付いていることが、妙に物足りないのです。ここ数日、去年戻ってくる前の状態に、原状回復してってねと、口を酸っぱくして言ってたおかげで、見事に無くなっています。箱買いしたペットボトルのお茶が残っているくらい。いないのが当たり前、私もおひとり様歴が長くなったということでしょう。ひとりはとても楽。123で、おひとり様モードに戻すことが出来たのです。
関空に着いた息子から、80分に1本のリムジンが直前に行ってしまった。はるかは高いので、仕方ないから南海電車+地下鉄+阪急電車を使うと。マスクを密着して、降りたら消毒、絶対顔を触るなと、ライン送りまくりました。大阪怖いもの。ごみ拾いは、どうだったのかな。
27日に投函した暑中見舞いに返事が来て、びっくりしました。従姉からでした。病気だった娘さんが、数年前に亡くなったことは知っていました。でも、葉書にはもっと辛いことが書いてあって、驚きました。何てこと。いっちゃんが死んで、母が認知症になり、自分がパーキンソンになり、震災をこうむり、そして息子が離婚問題に直面してひどいうつ病になるなんて、(股関節の手術は、自分で決断した結果)上等じゃないかと、文句の一つも言いたい気分なのですが、従姉はそれ以上の苦労をしていたのです。
急に従姉と話したくなって、電話しました。孫からうつったという風邪で、電話口でゴホゴホ咳をしながら、しっかりと話してくれました。大変なのは、自分だけじゃなかったんだ。
とは言え、息子との1年半は、いったい何だったのでしょう。必死でした。もう1度、元気な息子に戻ってほしい、幸せになってほしい、それだけでした。目指した先が、自由で孤独なおひとり様だったってことなのかしら?ほとんど心配からは解放されたけれど、もう息子の横でワクワクすることはできないんだわ。
9時前に、息子から電話がありました。張り切って様々手続きをしようと区役所へ来たのに、コロナのため開くのが30分遅くなってるさ〜と。
息子が間違いなくできるようになったことがありました。エンジン刈払機による草刈りです。京都じゃなかなか腕前を披露できないでしょうが。
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