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チェンジリング 

2020年02月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆様、おはようございます!

今日の映画紹介は
『チェンジリング/Changeling』。
BSプレミアムで2020年2月25日(火)13:00〜放送。

1920年代のロサンゼルスで実際に発生した
ゴードン・ノースコット事件の被害者家族の
実話を元にクリント・イーストウッド監督が映画化。
2009年(平成21年)2月に観た時の感想文です。

キャッチフレーズは、
”どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるの…?”


1928年のロサンゼルス。シングルマザーの
クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は、
電話会社に勤務しながら、息子ウォルターと暮らしていた。

ある土曜日、彼女は同僚に頼まれ、休日を返上して
仕事へと向かう。暗くなって彼女が帰宅すると、
家で一人で留守番をしているはずの息子の姿は
どこにもなかった。

クリスティンはロサンゼルス市警察に捜査を依頼し、
事件は世間の注目を集めるが、同時に人々は不正が
横行する警察に事件を解決する能力があるのか
疑問視していた。

5か月後、
市警のジョーンズ警部(ジェフリー・ドノヴァン)から
ウォルターを保護したと連絡が入り、
クリスティンは彼に連れられて駅に向かう。

そこには市警の手柄をアピールする
デーヴィス本部長 (コルム・フィオール)や大勢の記者が
集まっていたが、再会した息子は全くの別人だった。

クリスティンから別人だと聞かされたジョーンズは
”とりあえず息子として扱って欲しい”と頼み込まれて、
仕方なく記者の取材を受けることになった。

クリスティンはジョーンズに再捜査を依頼するが
逆に彼はクリスティンを
”息子がいない自由な日々を手に入れようと
育児放棄しようとしている”と、
彼女を責め立てるのだった。

クリスティンは息子が別人である証拠集めに奔走する。
そんな中、警察の不正を追及している
ブリーグレブ牧師(ジョン・マルコヴィッチ)が
協力を申し出る。

原題の「Changeling」は「取り替え子」の意味。
《さらった子の代わりに妖精たちが
残すとされた醜い子》と言う、
ヨーロッパの伝承に基づく話から来ています。

息子を取り戻そうと、信念を貫く母親の愛情と、
ずさんな捜査や体面を保つための不正など、
警察のさまざまな腐敗がテーマになっています。

私が気に入ったのは強烈な個性の持ち主の
ジョン・マルコヴィッチ。
本作では悪役でなく、クリスティンを支援する牧師を
演じているのが良かった。

イーストウッド監督は映画のストーリーに合わせて、
青と黒の色調をベースにした色合いで、観客に
クリスティンの心情を訴えかけて来ます。
特にジョリー演じるクリスティンの唇と
口紅の赤が何故か印象に残ります。



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