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敏洋’s 昭和の恋物語り

春先の、あちこち美術館巡り 〜番外編〜 (一) 

2020年02月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昨日、久々に心の栄養をもらってきました。
新型コロナのことが少し怖かったのですが、愛知県美術館に行ってきました。
1月25日(土)に東京での3ヶ所の美術館巡りーオーストリア・デンマークそしてハンガリーの美術展ーを計画したのですが、やめました。
新幹線と夜行バス利用が、やっぱり怖かったものですから。

心境の変化です。
「死んでも仕方ない」なんて考えていたのですが。
今、猛威をふるっている新型コロナウィルスの出現が、思いも寄らぬ自分の心の奥底にあった感情をえぐり出したのです。
高齢・心臓疾患そして糖尿病という三大リスクを持つわたしです。
次第次第に「未だ死にたくない」という気持ちになっていることに、気付かされたのです。

四国の霊場巡り・仙台のハワイアンリゾート・下呂市のニューハーフショー・神戸牛と難波花月観覧そして今一度の九州旅行。
そんな言い訳を数えている自分に、です。
結局の所、「死」に対する恐怖心が、まだ消え去っていないということを、です。
無茶な旅行工程を考えたりしたものですが、それとてしっかりと休憩時間を取っていたのですよね。

で今回はというと、バスと電車を使うのはちょっと……でしたので、名古屋ということもあり車での移動にしました。
西郷輝彦&ミルバ(カンツォーネの女王と称された方です)
[リサイタル]というLP盤をCDに焼き付けて、ガンガン鳴らしながら走りました。
もう最高でした、「死んでも良い!」なんて叫びかねない感じです、というのは冗談です。

久しぶりの高速道路です。
といってもお正月に走りましたけど、それ以来です。
上々のスタートを切ったのですが、やっぱりでした。
時間節約のためと高速に乗ったはず(45分程度到着予定)が、結局の所1時間しっかりとかかってしまいました。
ナビかわたしか、どちらが悪かったのでしょうか。

「道なりに……」なんてナビが言うものですから、分岐点で間違えてしまいました。
画面をチラリとでも見ていれば気付いた筈なんですがね。
おかげで一つ先の出口を使うことになってしまいました。
ましかし、それはそれとして。
驚いたのは、その美術館の入っている場所が、あの前衛劇「羅生門」を観覧した芸術センターの中だったということです。
生の満島ひかりさんを観た、あの劇場が入っている建物でした。
今思い出しても、ドキドキします。

で、今回は、[コートールド展〜魅惑の印象派展〜]です。
どう読めばいいのか迷っていたのですが(コート ルード)ではなく(コー トルード)ということでした。
久々に、すごく良かったです。
二時間半をかけて、じっくりと鑑賞してきました。
セザンヌ・ゴーギャン・ドガにルノワール、そして今回の目玉になっているマネ。


「フォール=ベルジェールのバー」がそれなんですが、大いなる勘違いをしていて、恥ずかしい思いをしました。
多分分からないと思うのですけれども、女性の背景は鏡だということなんですよ。
てっきり、後ろが観客席だと思っていました。
右側に後ろ姿の女性が居るのですが、二人居るんじゃなくて、正面を向いている女性なんですってね。
彼女の立つ後ろは鏡で、観客席は映っているということなんですよ。
正面を向いている女性の後ろ姿が右横に移っているなんて、物理的にはあり得ない事なんだけど、意図して作者が構成したらしいです。
だまされちゃいました。
左下のビールのラベルに、マネという名前が入っているんだけど、見えないでしょうね。
北斎みたいな茶目っ気がある? マネさんでした。


それともう一枚。「アルジァントゥイユ沿いのセーヌ河畔」。
こっちもマネの作品なんですが、惚れましたねえ。
子ども連れのご婦人が見せる後ろ姿に、母の慈愛といったようなものを感じたんですよ。
左側の少女の手をしっかりと握り(多分だけど)、右側に居るであろう(と、見えたんだけど)息子か娘の頭をしっかりと抱いている。
この子は人見知りの激しい子だと、決めつけちゃいました。
もしも機会があったら、是非にも観て欲しい絵ですね。

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