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吾喰楽家の食卓

蕎麦の食べある記 No.15 

2020年01月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:食べある記

立喰そば「あさひ」 ―茹でたての蕎麦&揚げたてのかき揚げ―

電車で東京へ行くのには、大きく分けて、三通りのルートがある。
乗り換えが少なくて安いのは、東武東上線を使う方法だ。
熊谷に出て新幹線を使えば、高いが早く着く。
現役時代は、時間が優先だったから、よく利用した。
毎日が日曜日の身分になると、時間に余裕があるから、安い方法を選んでいる。

国立劇場や国立演芸場がある隼町へ行くときは、地下鉄永田町駅か半蔵門駅で降りると近い。
池袋からだと、有楽町線を使えば、永田町駅まで乗り換えなしで行ける。
ところが、永田町駅から隼町へ行く途中は、飲食店が少ないので、当初は池袋のデパ地下で弁当を買って持ち込んでいた。
しばらく続けたら、好みの弁当は一巡したので、適当な飲食店を探した。
平河町にある、立喰そば「あさひ」が見付かった。

右奥に見える国立演芸場を素通りし、半蔵門駅に向かうと、通り沿いの左側に「あさひ」がある。
後から分かったことだが、半蔵門にはオフィスが多く、サラリーマンなどが利用する飲食店がたくさんある。
「あさひ」は、カウンター席だけだが、一部には椅子が付いている。
注文を受けてから茹でたり揚げたりする、蕎麦と天ぷらが、この店の売りだろう。
午後2時からだが、御飯物の品揃えもあるから、サラリーマンには重宝な店だ。

今回は、新春歌舞伎公演の千穐楽で隼町に来たが、時間が無いので、直ぐ食べられる「あさひ」を利用することにした。
初めてこの店に来た時に選んだ、『冷しかきあげそば』を注文した。
調理場を覗くと、かき揚げが数枚と、茹でた蕎麦が少しザルに入っていたが、何れも使う様子は無かった。
鰹だしの利いた汁、のど越しの良い細切り蕎麦、揚げたての天ぷらと、三拍子揃っているようだが、難を言えば、少し揚げ油が酸化しているように思えた。
最近、わが体は、揚げ油の良し悪しに敏感なので、注意必要だ。

   *****

写真
2020年1月27日(月)撮影:店構え・冷しかきあげそば



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