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昭和2年生まれの航海日誌

 台風6号情報こそ本物だ(2) 

2011年07月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



    どう決断したのか台風6号は、「T字戦法」をとって
   進路を東に向けた。

    太平洋に出るか、被害は少なくなる、やれやれ、と安
   堵の思いが駆け抜けた。

    刻一刻、的確の情報が伝わってくるので助かった。
    それにしても、台風は其の進路の予測は気象関係
   者に背負わされた使命であって、永遠の課題でも
   ある。

    気象庁の方でも、ある程度の進路変転は当然予
   測はされていたには違いがない。
    私も、薄ぺラな経験積んできているし、それに
   一寸した伏線を敷くができていた。

    伊勢湾海難防止協会の会合で、気象庁OBの
   島川さんから,ユニークな台風の話を聞かされて
   いたのである。

    「台風は一般的に北上し、進路を一時西に向け、
   本邦に近づくと、今度は東寄りに進路を変えて、
   太平洋沿岸を掠めて行く。

    このような考え方が一般的ではありますが、
   しかし、実際はそれは少ないくらいです。

    こんなのもありましたね。
   上海まで進んだ台風が再び本邦に戻ってきた。
   私は、それを
    ゛上海帰りのリル”と命名しました」
   どっと、皆が笑った。

    今度の6号ターンは何と、言うの?
  聴きたい、話したい。
   元気でいてくれよ!

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