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十三人の刺客 

2019年09月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆様、おはようございます!

今日の映画紹介は『十三人の刺客』。
BSプレミアムで2019年9月5日(木)13:00〜放送。

片岡千恵蔵、里見浩太朗、嵐寛寿郎はじめ、大スターが共演。
シャープなモノクロ映像、リアリズムを重視し、
スピーディーな展開と緊張感あふれる骨太の演出で、
時代劇に新風を吹き込んだ工藤栄一監督の傑作。

2010年の三池崇史監督による、
同名のリメイク版をすぐ思い出します。

このオリジナル版も、実録タッチの作風による
集団抗争時代劇?として有名で、30分に及ぶ
クライマックスの13人対53騎の殺陣シーンは、
今、観ても迫力ありますね。

キャッチフレーズは、
”勇者の血が怒号する、雄渾の時代劇。
野望と栄光が生んだ運命の十三人”。

弘化元年九月明石藩江戸家老・間宮図書( 高松錦之助)が
老中・土井大炊頭(丹波哲郎)の門前で割腹し果てた。

間宮の死は藩主・松平左兵衛斉韶(菅貫太郎)の
暴君ぶりを訴えるためだった。

斉韶は将軍家慶の弟君、この事件は時の幕閣を動揺させた。
これに対し老中土井は、非常手段として御目付役の
島田新左衛門 (片岡千恵蔵)に斉韶暗殺を命じる。

新左衛門は十一人の協力者を集める。

新左衛門の友人の倉氷左平太 (嵐寛寿郎)、
三橋軍次郎(阿部九州男)、樋口源内(加賀邦男)、
新左衛門の甥の( 里見浩太朗)、
木曽落合宿郷士の木賀小弥太(山城新伍)等、
十一人の命知らずのつわもの達だった。

新左衛門は明石藩が突如参勤交代の途についた時、
中仙道での奇襲作戦を試みるが、
明石藩側用人千石の身分を自分で掴んだ
鬼頭半兵衛 (内田良平の)奇計にあい失敗する。

考えた末、新左衛門が襲撃の場所に選んだのは落合宿。
十三人と五十三騎の死闘は、ここに始まる。

かっての時代劇のチャンバラファンとしては、
嵐寛寿郎と片岡千恵蔵の16年ぶりの共演は良かったです。

集団戦をメインにして、一対一の戦いのように
アクションを綿密に計算しての動きでなく
明石藩側の俳優たちを自由に動かし、
手持ちカメラで移動撮影したので、いままでの
時代劇とは違う、斬り合いも見所ですね。

監督は工藤栄一。
製作年は1963年(昭和38年)。



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