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スティング 

2019年08月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は「終戦の日」。
台風は自然がもたらす災難だが、
戦争は、人間が起こす天災より酷い人災だ。

この地球上にはたくさんの生命があり、
それぞれの環境の中で必死に生活を営んでいるが
地球にとって、最大の害虫は人間でしょうね。

日本が終戦を決めたのは連合国が
日本に突き付けた降伏勧告・「ポツダム宣言」。
これを日本が受け入れ、
降伏して敗戦(終戦)となりました。

太平洋戦争で犠牲者となった310万人の戦没者に
黙祷を捧げます。

今日の映画紹介は「スティング/The Sting」。
BSプレミアムで2019年8月15日(木)13:00〜放送。

「明日に向かって撃て!」で
ジョージ・ロイ・ヒル監督と共演した
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが再共演。

2008年に亡くなった
名優ポール・ニューマンの代表作のひとつです。

この映画の見所は、下記のように
物語を六つのパートに分けて、ジャズピアノを
BGMにしてテンポよく物語が展開していくところです。

@The Players(プレイヤーたち)
AThe Set-up(下ごしらえ)
BThe Hook(引っ掛け)
CThe Tale(シナリオ)
DThe Wire(吊り店)
EThe Shut Out(締め出し)
FThe Sting(最後にぐっさり)

いたるところに伏線があり、
騙し役の人物がじつは騙されていたり、
仲間のはずの人物が敵だったりと、
まったく先が読めない。

そして、観ている自分もいつの間にか、
ボス同様、ゴンドルフに引っ掛けられていることに
気が付くでしょう。

1936年。シカゴの下町に住む、
詐欺師のフッカー(ロバート・レッドフォード)は
相棒のルーサー(ロバート・アール・ジョーンズ)と、
通り掛かりの男をヒッカケて金を騙し取る。

”上々のできだ、ばれたと思った。
 なのにコロリと乗ってきたよ。
 ルーサー、俺たちは百万長者だ。”

しかし彼らが手にしたその金は、
ニューヨークの
大物ロネガン(ロバート・ショウ)の手下が、
賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だった。

怒った組織は、ルーサーを殺害。
彼の復讐を誓ったフッカーは、
賭博師ゴンドルフ(ポール・ニューマン)に
助けを求めるが…。

”お前はめったにない
 大仕事を教われるんだぞ
 なのにタマをくらいたいのか”
 
”二日くらい無事でやれる。”

”失敗は許されない。
 絶対、確実な手で騙すんだ。”と、

ギャングの大親分に挑んだ詐欺師たちの
華麗なイカサマ作戦とは。

「 Sting」とは辞書を引くと”(ハチなどの)ひと刺し”と、あるがこの作品では
詐欺師の”とどめの一撃”を表している。

ストーリーの展開は勿論面白いが、
軽快なジャズピアノの
主題歌『The Entertainer』はいいですね。
私はPercy Faithの演奏が特に好きです。
https://youtu.be/SMnDSKSwlBE

日本公開は1974年(昭和49年)。
アカデミー作品賞、監督賞をはじめ7部門を受賞。



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Sting

yinanさん

ぼてふりさん、おはようございます!
いつも、コメントありがとうございます。

二人の再演は魅力が一杯でした。
お互いを裏切り、騙し合う、
二転三転のスリリングな展開は
テンポが良く音楽と共にノリがいい映画です。

おっしゃる通り、原題の「Sting」は
本来は英語で
「ブッスリ・グッサリと強烈に突き刺す」
「とどめを刺す」と言う意味ですが、
ここでは
「騙す、法外な代金を請求する、ぼったくる」と、
いう俗語の意味でしょうね。

2019/08/15 09:47:00

痛快!

ぼてふりさん

この映画ほど、見終わって愉快!痛快!だったものはありません。最後の大どんでん返し、見事です。
R・レッドフォードが好きになったカフェのオバサンが暗殺者だったのも意外でした。
たくさんの複線が張り巡らされていて、最後に完結するストーリー展開が素晴らしい。
P・ニューマンが格好いいですね。

「スティング」とは(人を)引っ掛ける、だますの意味ですね。

2019/08/15 09:14:40

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