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昭和2年生まれの航海日誌

 長く暑い夏のエアコン 

2011年06月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




    月曜日は、朝が明けても勤めに出なくてよいのだから、
   悠長に構えて土、日曜日の余韻を残し、愉しみ酒でも待
   てばよいことである。

    それが火曜日となると、がらりっと変わって、あと4回
   太陽が六甲の山に沈まない事には、土曜競馬が始ま
   らないと、余計なことを考えては大空に向かって嘆息を
   してしまう。

    お負けに、この夏は一足早くきたようで電力事情も
   ものかわ暑さは容赦してくれない。

    でも、私はその対応に万全で,暑い夏を楽しく十分
   堪能できる自信を持っている。

    木枯らしが吹き始めた頃、
   「夏は外にでても涼しい所があるが、冬には暖かい
    所がない。老人の大敵」と嘯いた手前もある。

    老人が夏向きなのは、その体型による。
   筋肉、脂肪を削り落し,肋骨を浮かせた空冷装置が
   完備しており、燃料を過給することはしない。

    次は、環境によるが、海が入り込んで来ていて、
   凪を除いては陸風と海風が絶えず吹いて涼しい。
   この付近一帯はそのようで、浜甲子園にいるとき
   は扇風機を使った記憶がない程だ。

    そう云うと,良いことばかりのようだが、コンテナー
   を運ぶトレィラーの不完全燃焼による煤煙には閉
   口している。

    土、日、祭日だけは安心が出来る。放射性物質で
   なくてよかった。
    これからの戦争では、一大攻撃目標になるのは
   原発地帯になる。危惧に終わればよいが、そうは
   なるまい。

    そんな事を考えていたら、急に寒気がしてきた。
   エアコンは使わないで夏は越せそうだ。 この
   電力を是非必要な人、病院、工場、事務所等へ
   送りたい。
   

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