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老いてなお
<こんな文章を目にしたので…………>
2019年05月21日
テーマ:テーマ無し
「戦後日本文学についての反省があり、
その中のひとつに俳句、短歌の短型詩では
深い思想情緒を表すことはできないから第二芸術である。
尚、俳句の場合、その短さの故に作品に個性が表し憎いとして、
素人と名ある俳人の作品を大勢の人に選んでもらったところ
殆ど優劣がなく、俳句の場合作品より
作家が優先される傾向があると主張されました。
俳句は短いが故に持つ宿命的欠陥を
理解して観賞,作句する必要があります。」
<俳句、短歌を学び始めて2年近く立ち、この文を読み
色々考えさせられた私の思いを綴ってみました。>
*囲碁、将棋、麻雀などは定められた勝敗の
規則があるが、俳句、短歌、川柳などはほとんど
鑑賞者の好みや感性によって良し悪しが決められるので
十人十色それぞれの個性の違いが決定的になる。
この世界では優劣を争うことではなく感性を
切磋琢磨し合える世界ではないかとしみじみ思うこの頃です。
そして俳句、短歌を読んだ後、その短い言葉で
心象、絵画、映像を頭の中に浮かび上がらせる
言葉の組合せ(パズル)ではないかと思います。
老いてゆく脳を叱咤激励し、
俳句、短歌を2年近く詠んできましたが
未だに?????の連続。
*老いた脳AI欲しいと叫んでる
*テキストに「切れ字」が「切れ痔」の誤変換
*俳諧かいや徘徊の嫗たち
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俳句的視点が得られるのもいい
私は俳歴15年くらいですが、作句の面白さもさることながら、俳句的見方が得られるのはいいと思っています。
自然の移ろいに敏感になるのはもちろんですが、薔薇の木に薔薇の花咲くの詩のようになんでもないものに新しい発見をするという楽しみです。
2019/05/29 17:44:02