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爽快な感動「グリーンブック」 

2019年03月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


ちんちんをズボンのチャックにはさむと、本当に泣きたくなるくらい痛い。その事で、救急車に運ばれることになってしまったシーンが印象的な1998年公開の「メリーに首ったけ」という映画をDVDを見た。とても面白くて笑えた。 その映画の監督ピーター・ファレリー監督の最新作である「グリーンブック」を、同じようにまた笑えたらいいなくらいの軽い気持で観た。  ピーター・ファレリー監督の実話を元にした「グリーンブック」は他の映画とはまるで違った。この見終わった後の心地よい気持ち良さはなんだろう? 映画の根底には、黒人に対する人種差別の無意味さを訴えている。1962年の差別が色濃い時代。白人の夫婦の家に、黒人の水道工事の人が来て、水道を直す。奥さんが、「お仕事ご苦労様でした。」ということで、その二人の黒人にジュースをガラスのコップに入れてあげる。 それを見ただんなであるトニーは、工事の人が帰った後にその飲んだコップをゴミ箱に捨ててしまう。当時はそれくらい差別意識を持つのがあたりまえだったのかもしれないが、奥さんはその差別意識を良しとは思っていない。 トニーはナイトクラブで用心棒を務めるような屈強な男だが、神の域の技巧を持つ黒人の天才ピアニスト、ドクター・シャーリーの運転手として雇われ、二か月の旅を共にする事となる。何から何まで正反対の二人だけれど、やがて差別意識を乗り越え、ピアニストであるドクター・シャーリーとトニーの二人には友情が芽生えていく。 色々な面白さとメッセージが込められている。人種差別の無意味さ、家族愛の尊さ、名誉も地位もお金もあっても孤独に過ごす時間の寂しさ、人間がわかりあえることの大切さ。そして全体に振りかけられているユーモアの暖かさ。 何より、いっしょに旅を共にする黒人ピアニストの演奏曲のすばらしさに感動した。ジャズピアノの曲で、体の奥底からひびく音楽の躍動を感じた。それと、車の中でトニーがむしゃむしゃ食べるフライドチキンがとてもおいしそうに見えた。 この映画の脚本制作に、トニーの息子ニック・ヴァレロンガが参加しているという。映画の見どころのあるシーンは、どこまでが実話なのだろう?と思わせるが、ほとんどが創作ではないことが、『【ネタバレ】グリーンブックは実話!映画と事実の違いを解説!』という記事を読むと理解できる。 彼は、父親であるトニーは、ツアーに出る前は本当に差別主義者だったと話している。ツアー後、トニーは心を入れ替え、人は皆同じだという教えを息子たちにも伝えて行ったほど、ツアーでの出来事が彼を大きく成長させたとのこと。 用心棒だったトニー・リップは持前のキャラクターを生かして俳優に転向している。1972年にはあの有名なイタリアンマフィアの映画「ゴッドファーザー」にもわき役で出演。グッドフェローズなど数多くの映画やドラマ作品に出演したという。まさしく、映画になるような人生を歩み、そして本当に俳優になっていたという不思議なキャラだ。 知れば知るほど「グリーンブック」はもう一度観たいと思う映画だ。ピアノの曲をもう一度聞く意味でも、実に美味しそうに見える『フライドチキンを食べるシーン』を再度みるためにも・・・・・。参照:【ネタバレ】グリーンブックは実話!映画と事実の違いを解説!PR:メリーに首ったけ (完全版) [Blu-ray]  

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