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吾喰楽家の食卓

初めての“夏みかんのマーマレード” 

2019年02月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

一昨日、夏みかんを貰ったので、マーマレードを作ることにした。
ところが、その日は別のことをしていて、作るのは一日遅れの昨日になった。
水洗いした夏みかんを、四等分にし、皮を剥き、実を袋から取り出した。
皮は白い部分を包丁で削ぎ落し、細切りにした。
一時間掛かって、三個の夏みかんで、実と皮が750g取れ、450g(60%)の砂糖をまぶした。
しばらく放置してから、弱火で一時間ほど煮詰めた。
頃合いをみて、煮沸消毒した瓶に詰めて完成した。

結婚する前、一年近く入院した経験がある。
入院した翌々日、院内の文化祭で、病棟を代表して“ミカン食べ競争”に出場し、断トツで優勝した。
限られた時間で、十数個を食べた。
賞品にインスタントラーメン五十個を貰い、同じ病棟の入院患者へ配った。
貰った人の多くは、入院したばかりの私を、知らなかった。

ミカンは大好きなのに、一人暮らしになってからは、ミカンを始め果物を余り食べなくなった。
皮を剥くのが、面倒だからである。
それなのに、“夏みかんのマーマレード”を作るために、これだけ手間を掛けるとは、何とも不思議だ。
冷めると固まりやすくなるので、早めに火を止めたが、もう少し早くても良かったらしい。
材料は、夏みかんと砂糖だけしか使っていないので、安心して食べられるのがいい。
味だって、自分で作ったのだから、尚更、美味しいだろう。

   *****

写真
2月15日(金)の夕餉(アカムツ)・夏みかんのマーマレード



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