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吾喰楽家の食卓

男性脳と女性脳 

2019年02月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

黒川伊保子著『妻のトリセツ』に興味を持ち、三軒の書店を探したが無かった。
代わりに、同氏の『夫婦脳』と『成熟脳』という、二冊の文庫本を買った。
その後、夫のトリセツとも云える『キレる女 懲りない男』の存在を、シニアナビのAさんが教えてくれ、「本箱から出てきた」と、送って下さった。
『夫婦脳』の次は、『成熟脳』ではなく、その『キレる女 懲りない男』を先に読むことにした。

『夫婦脳』は、月刊の会報や機関紙に掲載されたものを、加筆や修正をしたものである。
著者も何処かに書いていたが、『夫婦脳』はエッセイ集だと感じた。
とは云え、『妻のトリセツ』のメインテーマである、男性脳と女性脳の違いが、随所に書かれていた。
この本に、もっと早く出会えたら、亡妻との諍いが少なくて済んだのではないかと思う。

それに対し、『キレる女 懲りない男』は、『夫婦脳』にも書いてある男女脳について、体系的にまとめた、大袈裟に云えば学術書である。
夫のトリセツと聞いていたが、必ずしもそうではないようだ。
女性脳のトリセツが、僅かな差だけど、男性脳のそれよりも多くの頁を割いていた。
『妻のトリセツ』は、更に、女性脳に特化した著作なのだろう。

“愛妻の日”の1月31日、別のワイドナショーで、『妻のトリセツ』を紹介していた。
中継ではあるが、著者の黒川氏が生出演した。
現在、氏の著作を出版順に読んでいるが、正解だったようである。
男性脳と女性脳の違いを、理解し易い。
現在、三冊目の『成熟脳』を読んでいて、『妻のトリセツ』には、辿り着いていない。

『妻のトリセツ』が売れたのは、本のタイトルが、良かったからではないかと思っている。
勿論、その内容が、悪いという訳ではない。
どんなに良い本でも、人の目に留まらなければ、読んで貰えないのだ。
今回、著者がテレビに生出演し、大々的に本の紹介をしたので、益々、入手困難になるかも知れない。
『成熟脳』を読み終えてから、『妻のトリセツ』が如何するか、考えることにした。

   *****

写真
2月11日(月)の鹿芝居:金原亭馬生・林家正雀



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