ひとり言

ベトナムから買ってきたギターとダーリン 

2019年01月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


Oops!!
いきなりピンボケ写真(泣


ダーリンがホーチミンで買ってきたギター
日本に戻って以来
不思議なことにずっと毎日
それも日に何回も愛おしそうに弾き続けている
まるで・・
いや、どう説明したらよいのだろう


まるで・・・弾いていなかったら
どこかに行ってしまいそう、とでも思っているかのように




う〜ん・・・不思議


今までダーリンがこれほど
思いを寄せたギターがあっただろうか・・・


ナイロン弦のギター
アコースティックギター
そしてエレアコ


全部合わせたら10本くらい
我が家にあるダーリンのギターたち


マーチンD28  1969年製
最後のブラジリアンローズウッドのギター


実際
70万円、80万円で売って・・・
と声のかかるようなシロモノ


何も知らない私でも
このギターの「音」は格別だと解るほどの音色


しかし・・ダーリンは
実は何も知らずに
マーチンのギターということくらいしか知らずに・・・
このギターを父親に買ってもらった


たまたまの出会いだった


その数年後
ダーリンのギターの音色に魅了されて
同じギターを買った・・・アメリカの友人たち


しかし、あの同じ音が出ない・・・と言っていた


不思議はない
すでにはハカランダは使えなくなっていたのだから・・・




いやいや・・・ダーリンのギターたちは


有名なメーカーだから
値段が高いから


ではないらしい・・・


私自身はミーハーなので
有名なメーカーや
値段が高いモデル
なんかが好きで
昔はハミングバートを持っていたくらい(笑
ボーナスが1回とんでしまった。。。


ダーリンにとって
そういうことはどうでもいいらしい


良い音がして
弾きやすい


そして安ければなお良いのだそうで


だから時々
ハードオフなどで
見捨てられたような
ギターを我が家に持って帰ってくる


そして・・・いろいろと手を加えて
弾けるまでにして
嬉しそうに弾いている
(大抵は誰かにあげる)


しかし・・
ホーチミンで歩いていて
たまたま覗いた小さなギターのお店で
若者がせっせとギターを作っていた


Helloと言って入ったそのお店の若者は
お世辞にもフレンドリーでなく
そしてお客がきたのに
勧めもせず
ましてや英語も業界用語程度しか話せず


しかしダーリンとギターの話をしていると
二人は不思議に話が通じるらしく
ダーリンが勝手に手に取って弾くのを
黙ってみていて
彼自身は仕事を続けていた


何台か弾いた後で
ダーリンがその若者に聞いた
ここにあるのは全部彼の手作りか・・と


彼はそうだと答える


ダーリンの表情がなんだか真剣になり
ナイロン弦のギターと
アコースティックのギターを
弾き比べていた


値段を聞いた・・・


エッ!?   驚くほどの低さ


じゃあ・・このお店に今ある名が
あなたが一番と思うギターを見せて・・・と


確かにそのギターの値段は
ベトナムでは普通の人のお給料の
3倍くらいするのだから
お高いものだ


誰も買わないから
仕上げてないのだ…と言っていたくらい


ダーリンが気に入ったのは
ナイロン弦も
アコースティックも


すべて単板で作られているものだった


そのギターたちの説明になった時
若者は饒舌になって
かなり詳細な部分
彼が工夫をからした部分などを
こと細かに説明し始めた・・・


ナイロン弦のこのギターは
すべてベトナムの木で作られたオール単板
バックとサイドはベトナムのローズウッド
トップはベトナムのスプルース
イマドキはナイロン弦ギターで
オール単板は珍しいから・・・と言う理由もあって
買ったらしい




最初のピンボケのアコースティックは

若者がこれ、と決めて選んだ
いろいろな国の木が使われていて
オール単板


バックとサイドは
なんと・・・○○○○○○ローズウッドなのだ・・・と
驚くべき言葉が彼から発せられた

しかし25歳の若者は
そのことの重大さを全く理解してないようだった・・


言葉の壁もあり
他の理由もあり
それ以上の追及をすることをダーリンもやめた


ダーリンの一番追求したいのは
弾きやすとさ良い音だけなのだから


ダーリンが珍しいことを言った
この2台を買うから
明日までに仕上げてもらえるか・・・と


特にアコースティックは
まだ弦も貼られていず
仕上げの途中だった


しかし、他のギターを試奏して
ダーリンには確信があった
このギターに弦を張ったら
きっと良い音がする・・・と


はたして
翌日訪ねて
仕上がっていたギターの音色は
ダーリンの満足が十分にゆくものだった(らしい)


25歳の若者が
コツコツと作っている手作りのギターは
ベトナムの人たちが世界一器用だということを
立派に証明している


この国の未来は明るい・・・と私は思う


かくして
ハル汁ベトナムからやってきた
我が家の新しい仲間たち





シェイプはテイラーをコピーしたと言っていた



ダーリンも気に入ったらしいけれど
私もこの白色でないトリムの色が素敵だと思った


このブルーの色は魅惑



彼の名前が誇らしく貼られている
前日はなかったものだ・・・

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