ほっこり

歴史本や山城など 

2018年12月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:男もすなる日記



ここ数年、読書と言えば歴史本が多いです。

中でも日本史、やはり戦国期から幕末に関するものが多いでしょうか。
新刊本を読むと、通説を覆す新説が多く見受けられます。発掘、新資料の発見、科学技術の発展による分析等々がその理由です。

今迄、信じてきたものが実は違っていた。
驚きの連続です。
個々の案件については書きませんが、認識を改めるべきことが多いと気づかされます。

歴史学者は一次資料を重視します。
書簡や当時の人が書いた記録書、証文などです。

私などの、素人は、例えば映画、TVドラマ、演劇、時代小説で知ったものを事実(もしくはそれに近いもの)として、長い時間をかけて刷り込まれ、信じてしまいます。

戦国時代の話も、後の江戸時代に書かれた物や芝居には当然脚色も多く、資料としては信憑性に欠けます。
後世の資料には想像や後付けの話が含まれるからです。

難しい話はさておきです・・・

私が毎号購入している歴史雑誌(2ヶ月に1回発行)の12月号は日本〜世界の様々な話、特集、シリーズが書かれています。

今、興味があるのがシリーズ「戦国の城」
12月号は「上総〜坂田城」です。

城の復元イラスト鳥瞰図、縄張図、周辺地図、現在の遺構写真に加えた城の特徴や戦略的意義など詳しく書かれて興味深いものです。
日本には城が数万ありましたが、そのほとんどは石垣のない山城でした。
今は木々も生い茂り当然建物も残っていません。

高さ20m位の丘・台地〜100m程度の比高のものが主流です。砦みたいなものですね。
縄張には主郭、曲輪、堀切、空掘、土塁、虎口、馬出、櫓台、土橋・・などの配置が城によって異なります。
地形地物を利用した城と言えます。
元来、城は交通の要衝などに築かれた軍事拠点です。
当然、見晴らしが良く交通の便も良い。
拠点の城を守る為に更に周辺に城・砦を築く。
攻める側も城を築く。
秀吉の一夜城が有名ですね。
第一次大戦の塹壕戦に近いかもしれません。
時間をかけて土木工事をしていました。

さて、その歴史雑誌ですが、
12月号には付録として戦国時代の城イラストの載ったカレンダーと田原坂の戦いの詳細戦況図(復刻)がついています。

今年はNHK「せごどん」が放送されたからか?記事特集は「再検証・田原坂の戦い」でした。

そんなこんなで「知らぬことを知る」と言う楽しみだけは尽きません。

蛇足ですが、「陰陽」について創作話を書くと言いましたが、その為の資料集め〜中国の話、日本の古典などの資料を今収集しています。お馬鹿話書くのにネタ集めだけは真面目です(笑)

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西南の役紀行〜田原坂 4:27
https://www.youtube.com/watch?v=Q0_2zbcfUh0

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前回の金運(馬の話など)に拍手、コメント頂きありがとうございます。



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