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太陽がいっぱい 

2018年09月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

安倍晋三首相とトランプ米大統領が夕食会。
何故か二人を見ていると「トムとジェリー」が頭に浮かぶ。

外交と経済に強いとして自民党総裁選に3選された
阿部首相。トランプさんのインチキなトランプ捌きに
誤魔化されないようにお願いします。
さて、阿部首相にはどんな切り札があるのか…。

今日の映画紹介は「太陽がいっぱい/PLEIN SOLEIL」。
BSプレミアムで2018年9月25日(火)13:00〜放送。
フランス映画を代表するスーパースター。
端正で美しい顔立ち、憂いを帯び、
どこか寂し気でクール、そして時折見せる笑顔と、
男だったら誰でも憧れる大スター。
今週は彼の作品特集。まず第一弾!

以前、紹介しているので再掲です。

アラン・ドロンの出世作でフランス巨匠の
ルネ・クレマン監督の傑作サスペンス映画。

加えて、ニーノ・ロータの哀愁を漂わせた
美しいメロディーのテーマ曲は忘れられないですね。
https://youtu.be/XSkmWvkAiSg

原作はパトリシア・ハイスミスの小説 、
「The Talented Mr. Ripley
(才人トム・リプリー)」。

ドキュメンタリータッチで完全犯罪の過程をリアルに
映像化しています。

貧乏な若者・トム(アラン・ドロン)は、
悪友のフィリップ(モーリス・ロネ)が
イタリアで遊び暮らしているので、アメリカへ
連れ戻すようにと、父親から多額の報酬で頼まれる。

金欲しさでイタリアに来ているのを知っている
フィリップは、トムを奴隷のように扱い馬鹿にして 、
恋人マルジュ(マリー・ラフォレ)を見せつける。

”僕を殺したいと思わなかったか”
”今度じゃないけど前に二度ほど”
”面白い”

と挑発するフィリップに
次第に羨望や反感が募り殺意を抱くトム。

24歳のアラン・ドロンの美貌が生きていますね。
彼のホモセクシャルの雰囲気にそれに魅かれる
フイリップとの微妙な関係に嫉妬するマルジュ。

三人三様の複雑で危うい関係が地中海に照り付ける
強烈な太陽の下、独特のムードを醸し出しています。

極め付けの場面は、
砂浜に並ぶパラソルと青い海をバックに
チェアに横になるトムにウェイトレスが近づき、
”気分でも?”
”何?”
”気分でも?”
”いや 太陽がいっぱいで、それ以外はいい気分だ。酒だ”
”どれに?”
”極上のを、最高だ!最高だ!”

寛ぐリプリーにウェイトレスから声がかかる、
”リプリーさん、電話ですよ!”

1960年制作。
マット・デイモンのリメイク版の
「リプリー」(1999年制作)も良かったですね。

P・S
先日の「アラン・ドロン ラストメッセージ」は
観ましたか?

82歳になっても色気があり、その佇まいには品があり、
若い時と同様、大スターのオーロラが輝いていました。



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