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尺八と横笛吹きの独り言

「津軽タント節」……青森県民謡 

2018年08月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●6年前のH24に採譜したものを修正した都山譜の譜面だ。



●採譜した「電信柱バージョン」。面白い歌詞で覚えやすい。

……ただいまこの歌詞で唄を覚えています……前奏の津軽三味線がいいねえ1

ツバメが一人(一羽)泣いている。そのわけはね、男女が電話で別れ話をしているのを聞いてしまったからだ。
「諦めましょうと 男が言っているのに、諦めきれぬと 女が言っている」
悲しい!悲しい!聞いてたツバメさんは……ただただ泣いているだけだ。男女の恋のむずかしさ、悲しくてわびしい。ツバメにも心がある。いいねえ。

●津軽タント節……電信柱版
https://drive.google.com/open?id=1Agi6CP6G6Vg4mVmihlzqFMvTWl4Foekw

〽
ハァー電信柱に 燕(つばめ)がとまる
  別れ話の 電話聞く 電話聞く
  コラ諦めましょうと 男が言う
  諦めきれぬと 女が言う
  聞いてた燕は タントタント
  ひとりで啼いてる その訳だんよ


●津軽タント節には様々な歌詞がある。
1、ハァーひとつ唄いましょう 津軽の里だエ
  節もお馴染 タント節 タント節
  コラ爺っちゃも婆っちゃも 若返り
  どじょっコもフナっコも 踊りだす
  岩木のお山だ タントタント
  お月さんも踊りだす その訳だんよ


2、ハァー上り下りの 棹さす舟はエ
  旅の燕が 飛んでくる 飛んでくる
  コラ津軽の里には 花咲いて
  港の丘には 魚釣り
  みんなで騒いで タントタント
  陽気に暮らすよ その訳だんよ
  
3、ハァー棚の牡丹餅 食べたいけれど
  わたし子供で 届かない 届かない
  コラ取ってください お客様
  取ってくれたら タント節
  もひとつ唄うよ タントタント
  あいこの上作 その訳だんよ


4、ハァー電信柱に 燕がとまる
  別れ話の 電話聞く 電話聞く
  コラ諦めましょうと 男が言う
  諦めきれぬと 女が言う
  聞いてた燕は タントタント
  ひとりで啼いてる その訳だんよ


5、ハァー好いて好かれて 別れた二人
  思い出さずに 忘れずに 忘れずに
  コラあなたは長男 嫁取りだ
  わたしは長女で 婿取りだ
  添われぬ縁なら タントタント
  諦めましょうよ その訳だんよ


6、ハァー恨みつらみが あわない先に
  逢えば涙が 先に立つ 先に立つ
  コラあの時ああして こうなって
  いまさら嫌とは 聞く耳ネ
  思い返せと タントタント
  お月さんも見ている その訳だんよ



7、ハア−一つ一目の関所をこえて
 連れてゆくのが現れた 現れた
 コラ お江戸へ行くとて津軽いた
 津軽にお江戸があるものか
 おおはじさらしてタントタント
 アイコノ上作そのわけだんよ



8、ハア−二つ二人の口約束を
 どこのどいつが喋ったやら 喋ったやら
 コラ 人のかかぁの寝ているに
 起こして聞かせてはらただせ
 あることないことたんとたんと
 アイコノ上作そのわけだんよ

https://ameblo.jp/gf3ka3-me8ru/entry-11358521969.htmlより転載

9、ハアー
義理と情けに せめたてられて
切るに切られぬ 三味の糸 三味の糸
コリャ人目を忍べば ばちあたり
切れればあなたは 放れ駒
糸は三筋で タント タント
浮世の風かよ そのわけだんよ



●津軽タント節
秋田民謡の名手・黒沢三一(1894-1967)は、昭和10(1921)年頃、仙北郡の「番楽」と呼ばれる郷土芸能の中で、藁(わら)打ちの振りに合わせて唄うものを独立させ、「藁打ちタント節」の名で発表、県の代表的民謡になった。
昭和12(1937)3年ごろ、成田雲竹の弟子・高谷左雲竹が、これに「津軽じょんから節」の伴奏を取り入れて「津軽タント節」を作る。昭和30(1955)年代、民謡が大流行し始めると、
秋田のものより派手なところから、次第に注目されるようなった。

津軽タント節のタントは、藁(わら)打ちの音を表現しているとされている。
https://hogakumurablog.net/tunes/tantobushi/11574/より転載

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