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小春日和♪ときどき信州

本・古内一絵 「十六夜荘ノート」 

2018年06月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容紹介
英国でこの世を去った大伯母・玉青から、高級住宅街にある屋敷「十六夜荘」を遺された雄哉。思わぬ遺産に飛びつくが、大伯母は面識のない自分に、なぜこの屋敷を託したのか? 遺産を受け取るため、親族の中で異端視されていた大伯母について調べるうちに、「十六夜荘」にこめられた大伯母の想いと、そして「遺産」の真の姿を知ることになり――。
誰も信じず仕事だけをしてきた雄哉に託された「想い」とは――? 文庫化を望む声多数! 古内一絵の人気作が登場!!


               

 読書備忘録 

遺産を託した大伯母の玉青と、託された雄哉が交互に語っています。

軍事訓練中に遭遇した藁人形と藁人形の間にいた生身の人間、それが華僑の少年シャオディーその少年が・・・最後の最後に・・・

玉青と兄の一鶴の物語がとてもよかった。ふたりともとても魅力ある人だった。

戦時中の話に怒りのホロリ、事情が分かって感動のホロリ・・・

十六夜荘の面々に会えてよかった。
玉青のことば・・・「人生は、所詮、気のせい」

「十五夜の夜空に浮かぶ満月よりも少しだけ欠けた十六夜の月。その輝きや美しさは、満月の月に劣るかもしれないが、その代わりに周りの星の輝きに気づくことができるのだ」

戦争の話に、そんなー・・・ひどいことが行われていたといっても、戦争ですから、みんなまともではない。だから戦争はしてはいけないのです。

深い深いお話に感動した。

★★★★★

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