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小春日和♪ときどき信州

本・薬丸岳 「刑事の怒り」 

2018年06月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容紹介
――こんなに怒りに打ち震えても、まだ、人の心を取り戻して欲しいと望まずにはいられない。
第70回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞作「黄昏」を収録
現代社会の希望なき闇に切り込んだ珠玉の4篇。
これぞ乱歩賞作家・薬丸岳だから描けるミステリー!
被害者と加害者、その家族たちのやむにやまれぬ“想い”をみつめてきた刑事・夏目信人が出会った4つの事件。
年金不正受給、性犯罪、外国人労働、介護。
社会の歪みが生み出す不平等や、やり場のない虚しさを抱えつつも懸命に前を向く人々。彼らを理不尽に踏みにじる凶悪な犯人を前に、常に温かみに満ちていた彼のまなざしが悲しき“怒り”に燃えたとき、胸をこみ上げる激情に我々は思わず言葉を失う――。
“涙が溢れる”だけでは終わらない。
刑事・夏目信人シリーズ最新作!

黄昏 
生贄 
異邦人 
刑事の怒り 

               

 読書備忘録 

裁判所の事務官から転職した本上になぜ今の仕事に・・・?
本上は、うんざりしたからと・・・
自己弁護の為にうわべだけの反省をする被告人
そんな見え透いた戯言がさも真実のようであるかのように熱弁をふるう弁護人
求刑よりも判決が下回ることを組織の敗北だととらえ、犯した罪にはとても見合わない求刑をする検察官
自分の心で被害者の苦しみを受け止めようともせず、ただ過去の判例ばかりを気にする裁判官
すべてが茶番だと・・・
弁護士はわかっていても弁護するのが仕事だからね・・・
本上が今後夏目の影響をどう受けていくのか楽しみでもある。

異邦人
ベトナム人多いよね。近所のコンビニのアルバイトはベトナム人
外国人労働者の事情
留学生と言っても出稼ぎに来ている人たちがいるわけで、どうしてこんなになっちゃったんでしょうね?

やりきれなかったり、切なかったり、何それ!だったり・・・そんな中でも絵美ちゃんの回復の兆しに救われる。時間はかかるけれど・・・

やっぱり静かな語り口は椎名桔平さんで読んでいた。

★★★★☆

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