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雅走草想

やせすぎ女性に糖尿病リスク 

2018年06月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 早朝目を覚ますと雨は降っていない。パソコンで天気予報サ
イトを見ると曇り。しかしテレビでは午前中は雨になっている。

  天気予報はテレビに軍配

 実際は間もなく雨が降ってきて、予報はテレビに軍配。という
か、どちらが直近の予報かということなんだろう。

 きょうは歯のメンテなので、レインスーツを着て自転車で出か
ける。もしかしたら9時予約の人が来ないかも。

  雨でキャンセル?

 歯科医に着くと案の定履き物がない。私の前の9時予約の人は
いつもの高齢者女性。天気の悪いときはキャンセルするのかも。

 外れた人工歯を入れ直してもらう。業務スーパーへ買い物に行
く予定だったが、雨がやまないのでまっすぐ帰宅。

 糖尿病といえば肥満の中高年男性のイメージ。だが、やせて筋
肉の少ない女性にも糖尿病のリスクがあるという。

  やせもさまざまな病気に

 女性はやせたい願望が強い? 最近では女性のやせすぎが問題
とか。極端なやせは肥満と同様、さまざまな病気の原因に。

 太った女性と同様に、やせた女性にも糖尿病のリスクがあると
いうのにはピンとこないが…。一体どうしてなのか。

  筋肉の質・量低下が高血糖に

 専門家グループがやせている女性を対象に研究。その結果、筋
肉の「量」と「質」が低下した女性ほど、高血糖になりやすいと。

 研究には20代のやせた女性31人と、50〜65歳で閉経後
のやせた女性30人が参加した。

 さらに20代の普通体重の女性13人、50〜65歳で閉経後
の普通体重の女性10人も参加。合計で84人が研究対象に。

 「やせ」の基準は、BMIが16以上18.5未満。「普通体
重」の基準はBMIが18.5以上23未満にした。

  診断に3種類の検査

 参加者には糖尿病の診断に用いる「75g経口ブドウ糖負荷試
験」「体組成の測定」「異所性脂肪の測定」を実施。

 75g経口ブドウ糖負荷試験は、糖尿病予備群といえる耐糖能
(血糖値を正常に保つ能力)の異常や高血糖の有無が分かる検査。

 体組成測定は骨密度や筋肉、脂肪の量を測定。異所性脂肪とは、
本来脂肪がたまることのない組織の中にたまった脂肪のこと。

 異所性脂肪の検査には、MRI(核磁気共鳴画像)という装置
を用いた特殊な方法で計測する。

  筋肉にたまる脂肪「脂肪筋」

 肝臓の中に脂肪がたまった状態は、ご存じ「脂肪肝」。骨格筋
の中に脂肪がたまった状態は「脂肪筋」と呼ばれる。

 検査の結果、20代のやせた女性の耐糖能異常(糖尿病予備群)
の割合は、標準体重の女性と差はなかった。

 しかし閉経後のやせた女性では、耐糖能異常の割合が37%に
上った。これは同年代女性の約17%より高い数値。

  筋肉量少なく脂肪筋は高血糖に

 また閉経後のやせた女性はインスリン分泌が低く、筋肉の量が
少なく「脂肪筋」の人ほど血糖値が高いことが分かった。

 筋肉はブドウ糖を貯蔵する働きがあるので、筋肉量が少ないと
ブドウ糖を十分取り込めなくなると考えられるとも。

 さらに「脂肪筋」になって筋肉の質が下がると、インスリンの
働きが悪くなり、やはり血糖値が高くなる。

  筋肉の「量」「質」が大きく影響

 研究結果から、筋肉の「量」と「質」が、糖尿病のなりやすさ
に大きくかかわっているということになる。

 筋肉の「量」を増やすには筋トレ、筋肉内の脂肪を燃やし「質」
を高めるには、ウオーキングやジョギングなど有酸素運動が有効。

 タンパク質で筋肉をつけ、高脂肪食で筋肉の質を上げるなど、
適度な運動とバランスのとれた食生活が大事なようです。

 まあね、女性のやせたいという気持ちはわからないでもないが、
やせてることは決して健康じゃないんだよね。

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