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尺八と横笛吹きの独り言

「万引き家族」・・・・・ただいまの時点での感想。再度見たい。 

2018年06月14日 外部ブログ記事
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●6月8日(金)に全国放映された「万引き家族」。さっそく見に行ってきました。

映画を見たあとで、復習しながら、ネット検索で「ネタばれ」を見たのでした。

各家族の秘密が映画ではボヤっとあとからわかってきますが、「ネタバレ」から読むと大変に複雑で重たい内容でした。

 ですから・・・・・もう一度見てみたい。
初めて見られる方もこの人間模様を理解したうえで見るといいと感ずる。再度確認したいのが今の本音です。まだまだ自分の中で消化できておりません。考えさせられる重たい映画です。

 
●特に印象に残りました。






①安藤サクラ(信代)さんの演技が光っていました。
女性警官から取り調べを受けたときのシーン・・・・・「子供(ゆり)をなんて呼んでいたのですか?」長い沈黙の後、髪を直しながら絶句しながら信代の心情をこらえる涙。
(是枝監督は演技する女性警官が言う質問内容は信代に伝えてなく、ぶっつけ本番であったようだ。台本がないから、何が来るかわからない。であるから真に迫る演技が生まれる)
このシーンはカンヌ映画祭の女性の審査員長も絶賛されたシーンです。



 ②安藤サクラとリリーフランキー(治)とのソウメンを食いながらの、男と女の行為ここにには強烈な印象を持ちました。(変なの)


③柴田初枝、演ずる樹木希林の演技にはベテランの味、頭が下がる。
入れ歯をはずしての真にせまる自然体の演技だ。

 
●映画「万引き家族」について
年金と万引きで暮らす「万引き家族」が映画化され、是枝(これえだ)監督がカンヌ映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞しました。日本人監督のパルムドール受賞は、
1997年の今村昌平監督の「うなぎ」以来21年ぶりの快挙。

 

映画「万引き家族」は、東京の下町で年金と万引きで生計をたてる一家の物語。








https://eiga.com/movie/88449/より転載しました。

 

 東京の下町に暮らす、日雇い仕事の父・柴田治とクリーニング店で働く治の妻・信代、二人の息子・祥太、風俗店で働く信代の妹・亜紀、そして家主である祖母・初枝の5人家族。家族の収益源は初枝の年金と、治と祥太が親子で手がける「万引き」。5人は社会の底辺で暮らしながらも家族に笑顔が絶えなかった。

彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っていた。








●是枝監督がこの作品で世に問うたもの
■「見えない人々」の先にいる「もっと見えない人々」の存在というのを映画の中にどう形を見せずに見せるかに心を砕いた。家族を包摂(ホウセツ)できていない社会のありようを改めて問いている。https://gunosy.com/articles/aZt6F

■見捨てられた他人同士が集まった架空家族。万引きで生活をつなぐ共同生活、そこに見失っていた真の家族の姿があった。

■貧困が個人の責任として処理される現状。しかしその生活に「見えない人々」がいる、そしてその先に「もっと見えない人々」の存在がある。

 

●「巣鴨・子ども置き去り事件」  この事件に見える見えないもの。
1988年東京都豊島区で発覚した保護責任者遺棄事件である。
母親ひとりで、4人の子どもたちを育てていたが、長男に養育を託し、母親は長期不在を繰り返す。実質育児放棄状態の中で、大家が警察に通報。三女が長男の友人に暴行を受けて死亡していたことが発覚する。「鬼のような母親」「男にだらしがない女」。先入観と思い込みで徹底的に母親が叩かれる。

子どもたちを捨てたのは母親だけではない。それ以前に母を、子どもたちを捨てた父親たちがいるはずだ。ところが彼らの存在は見えない、存在しない。invisibleである父親は叩(たた)きようがない。

 

●ネタばれから推察する家族構成

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