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尺八と横笛吹きの独り言

平成30年度 民謡総会から見えてくる現実とは? 

2018年04月26日 外部ブログ記事
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●平成30年度 民謡総会での式次第 

先日市の民謡連盟の総会がありました。
高齢化・足腰の弱さ・会員数の減少・若い人の加入無し・会主の高齢化・会の解散・会主の訃報・新しい会派の設立などなど・・・・・そこにはいまの民謡会が抱えている問題が見えてきています。
 恐らく日本全国でも似たり寄ったりでしょう。民謡に限らず、尺八の都山流もしかり、華道、茶道、邦楽、武道・・・・・どこも同じ問題が発生しているのが現実です。
親睦旅行の中止、鉢洗いの余興もなくなり、しだいに消沈してきています。
避けられない現実。足腰が立たない、階段を上がれない。
 平均年齢は74才ほどかしら?私の70才が若いほうです。

 詩吟や浪曲などは青息吐息・・・・・詩吟などは風前の灯状態。我が民謡もいづれは行く道・・・・・
もうその一歩手前に来ている。
動物のように絶滅することはないと思われますが、最後は数名から数十名がその伝統を引き継いでいくものと思われます。我々はその伝統をなんとか、少しでも引き延ばすための要員なのかもしれません。

●市の民謡会のデータ
市全体の民謡発表会はS56年(1980年)創立で現在まで第36回の民謡発表会が終了しています。
H30年4月1現在の民謡会員数127名、最小で9名、最大で27名の8会派が存在する。
一時は11会派位はありました。
H26年(2014年)には老舗の民謡会会主が逝去(30回大会まで実施)、その後解散して会主のいない新会派設立。
H30年3月の1ヶ月前にはやはり古い民謡会の会主が逝去。会を解散して8名で新会派設立。

すでになくなった余興や、親睦旅行の写真を添付しながら、途中、途中に総会での意見を載せてみました。

●総会後の余興のひととき・・・・・2014年7月 ・・・・・これもなくなりました。          

演奏しましたのは・・・・
狭山茶作り唄・長者の山・秩父音頭・相馬盆唄・米節・・・・

●総会での理事からの連絡、各会派会員・会主先生からの意見を書いてみました。
★ 銑まで。写真の途中途中に載せてみました。

〔瑛愴表会の後にありました鉢洗い(反省会)はやめることになった。アルコール禁止の中、早く帰宅したい意見が多く、従来の鉢洗いの継続が難しくなった。(本部より)

△海糧洗いが取りやめになり、終わりの時間が長くとれるのでしたら・・・・・9時30分開始で夕方5時ころまで開演し各会派会員の全員が唄えるようにできないだろうか?
現状では各会派の半分しか出場できない。
 
●民謡発表会後の鉢洗い(反省会)での各会派余興・・・・・2014年1月・・・・・こfれもなくなりました。
各会派が入り乱れ、助っ人に入りとてもいい雰囲気でこの余興が好きでした。
私は各会派の演奏の助っ人にいつも入りました。いい親睦の輪ができていました。
最後は全員で手をつなぎ、「いつまでも絶える事なく友達でいよう今日の日はさようならまた会う日まで・・・・・」を合唱。これがなくなるのはさみしい。
 復活してほしい。いいものがどんどんなくなる。
 
2014年鉢洗い(はちあらい)とは・・・・今回は100名ほどの参加人数。
各会派ごとにグループで唄います。
我々は相馬二遍返しの唄と踊りで勝負。
秩父音頭・鱈釣り唄・相撲甚句・・・・などなど・・・・来年の鉢洗い幹事から・・・・
「また来年、元気で会いましょう。」

★総会での意見の続き
3童朕3分の持ち時間でなく、各会派ごとに持ち時間を決めたらどうだろう?
 民謡によっては春・夏と唄い秋・冬の唄が唄えなくなり、民謡の味がない。

1月民謡発表会の開催は寒い時期、皆さん高齢になりました。こ考えていただきたい。


●市民謡連盟発表会・・・・・2015年1月

★総会での意見の続き
ァ崋屬望茲譴覆なった」方が多く、この年齢を考えていただきたい。

λ菁の市の民謡連盟全体の親睦旅行はなくなり、2年ほど前から各会派持ち回りの親睦会(暑気払い)の形になりました。今年もこの形を継続したい。(本部より)

●親睦会・・・・・2017年7月。一泊旅行が写真の親睦会の形で現在も継続されています。
 
★総会での意見の続き
Я躄(毎年4月実施)を特定の日に実施するのでなく、毎年一回の親睦会の中で実施したら。親睦会の前に10〜15分かけて終了して本来の親睦会を開く(賛成の声が強かった)

毎月1回の理事会を開く必要があるのかしら?

民謡で若い人を増やす方策はありますか?考えなくてはいけない。

●自分の会の民謡会旅行・・・・・2016年・・・・・ほそぼそとですが毎年続いています。旅行を実施しているのは市の中では我が会だけのようだ。しかし次第に参加者が少なくなりそうな気配。」
 
・・・・5/29(日)〜30(月)民謡会 我が会の親睦旅行・・・・
毎年恒例(高齢?)の民謡仲間の旅行に行ってまいりました。5月29日(日)〜30日(月)一泊二日 
千葉県犬吠埼・銚子・ヒゲタ醤油見学・香取神宮・成田山新勝寺方面。   
参加24名(男11女13)2会派合同。


●市民連全体の民謡旅行・・・・・2013年7月・・・・・このときはバス2台で90名参加、さすがにもうこういう旅行がなくなりました。旅行幹事の負担が大きく、会員数の少ない8名ほどの会派は幹事の負担が大きく、旅行でなく会場を借りての親睦会という形になりました。
 
群馬県太田市まで、市の民謡各会派が参加、およそ90名の参加。 
大型バス2台、市内の民謡団体10会派参加。市の民謡連盟会長、会主、会員の参加、費用8000円。
格安で、中身が濃い旅行でした。現地で地元の方の八木節を生で聞けたのが収穫。あちらの踊り手さんや歌い手、奏者さんとの交流もできました。

●これからどうなるのかしら?民謡会? いま考えられることは?
ア)組織の簡略化、単純化が必要。
会員数が少ないのですから、総会も親睦会で実施、理事会の回数を減らす、単純に会が進行するようにする。パッとやってパッと終了。細かな質問や意見は言わない。楽しくを第一目標に。
難しいことや、時間のかかる審議は会員数をさらに減らしてしまう。

イ)民謡の発表会は短時間に終えるのがよい。現状の各会派50%の出演数を30%でもいい。全員が出場するような方策の案が出ましたが、会員の本音は違うのでは?
「できるだけ出番は少なく」というのが本音ではないだろうか?

ウ)最終的には民謡発表会はなくなるのだろう。年1回の親睦会で各会派からの持ち唄を披露する、芸能発表会で披露する程度になるのでは・・・・・数年後にはそうなるのでは。
しばらくは現状の形で継続するのだろう。

エ)会の解散が増え、自主会派が多くなる。そこでこの自主会派を合同にした「おさらい会」が出てくるであろう。
こういった「おさらい会」では、民謡人だけでなく老人会や、近隣の方の見学参加を多いに取り入れたいものです。

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