大くまねこ

ねもとさんとイングロリアス・バスターズを観た後、のだ食でチューニングの悪いラジオを聴く 2009-12-11 

2009年12月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

J.S.バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」クリスマスも近いので弾いてみました。こくぶんちゃん、かったるいので今後はぶんちゃんと呼ばせてもらうが、彼が過日「この人の声が一番気持ちいい」と言っていた詩音というヴォーカリストが何かのクスリで捕まったのだという。で、ニュースで本名が何とか言い、その名は忘れたがともかく半島系の名前であった。まあそれがどうしたって話で、アーティストにおいて重要なのはひたすら作品であって、犯歴であるとか出自であるとかによって作品の価値が変わるわけではない。そんなことを言いつつ、私とて決して意識しないでは居れないわけだが、そうしたことで作品の評価を云々する傾向には断じて異を唱えたい。自戒も込めつつ。7日、タラちゃんの「イングロリアス・バスターズ(名誉無きクソ野郎ども)」を観る。福島フォーラム6(多分)。そして今回もねもとさんの奢りである。イヤ素晴らしい。今作は前作(デス・プルーフ)とは打って変わって、ストーリーが複雑なため筋を簡潔に説明することが出来ないが、比較的長尺(2時間半くらい?)であるにも拘らず、展開の早さと漲る緊張感で少しも退屈しなかった。もちろんこれは私個人の感覚であって、ねもとさんは「まぁ、ちょっと・・・」楽しめなかったらしい。コメディと勘違いしていたようなので、そりゃ無理もない。役者の演技はどれも良かったが、やはり“ユダヤ・ハンター”ことランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の嫌らしさ(エロい方向ではなく、纏わり付くようなネチっこさの話である、一応)は特筆に値する。また、片言のイタリア語でイタリア人を装ってプレミアに潜入するレイン中尉(ブラッド・ピット)の「グラツィエ!」には吹き出してしまった。しかしキャラクターとして最も印象に残ったというか、こいつ嫌な奴だなと私が感じたのはツォラー一等兵(ダニエル・ブリュール)で、一見謙虚で純朴(だがちょっとしつこい)な青年に見えて、祖国の英雄として持ち上げられてのぼせ上がっている人間的底の浅さみたいなところが物凄く醜悪に見えた。鈍感で無神経。一兵卒としてならば、戦場への適応力は高いに違いない。だが戦術的思考を持ち得る素養など断じて無い。私はそう確信する。当人(あくまでキャラクターの話である)に自覚は無かろうが。まあ、やはり基本的にはナチスが絶対悪で、連合軍がどれほど残虐非道な殺戮(目を背けたくなる場面が少なからずある)を行っても一定の共感をもって描..

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