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流老記

それでも… 

2018年04月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝から晴れ、で寒い。

暑くなったり寒くなったりの
気温の変化で、体調が思わしくない。

まあ、そんときはそのときだわさ。

昔の仕事仲間から電話あり、で
昼前に出かける。

蒲田駅で待ち合わせたが
時間通りに会えた。

よう、と手を挙げて
元気だったか、の挨拶。

彼も同世代、
今は現役をリタイヤし
自治会活動などで
暇潰しをしているんだとか。

あれほど
仕事やら何やらで
家に帰らない日々が続き
毎日文句を言っていたカミさんが
仕事を辞めて3カ月もしないうちに
毎日家に居て煩わしい、と言いやがんの、
と眉を寄せる。

その点、
お前はいいよなあ、
文句も言われないで自由で…
あっと、まだ独り者だよな。

ああ、
子孫繁栄の自然法則に反してるよ。

そうそう、
昔の仲間で、
A君がガンになり入院している、とのこと。

みんな死んで行くなあ、と
二人で顔を見合わせる。

もうすでに
あっちの世界の方が賑やかで
こっちの世界はたそがれているぜ、なんて
苦笑い。

色々と昔話に花が咲き、
しばし時を忘れる。

これからは
ヒマなときに時々会おうぜ、で別れたが
帰りの電車の中から見る夕陽の
何と寂しいことか。

それでも
死ぬまで生きて行くわさ。



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阿Qさん

根無草さん

長生きに対する執念は、
少ないと思います。

Qさんのように
忙しければいいんでしょうが、ねえ。

2018/04/10 22:35:29

Babanさん

根無草さん

寂しさと戦うというより、
受け入れるようになってきました。

2018/04/10 22:31:32

身に染みる

阿Qさん

読んでいて、ふと感じました。
リタイヤ男は帰還兵なのですね。
体や心に傷を負った傷痍軍人、ないし日常社会から疎外された異邦人。
戦友との再会は、お互いの哀れさを癒す傷の舐めあい。
老兵を舐めるといかんぜよ!
意地でも長生きしてやるの執念を持ちましょう。

2018/04/10 12:41:21

そだねぇ

さん

老いは、寂しさとの戦いだね。

2018/04/09 22:48:54

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