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尺八と横笛吹きの独り言

津軽願人節(つがるがんにんぶし)都山譜・・・・・青森県民謡 

2018年03月12日 外部ブログ記事
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●津軽願人節の採譜です。
この唄、20年ほど前に自分流に琴古流で採譜したが、今度わが会の方で唄われる方が出ましたので、正式に都山譜を書いてみることにした。
 YouTubeの音源などを聞きますと、若干地方によって節回しが異なります。全国を門付けで行脚した願人坊主が伝えた唄なので、ずいぶん場所により異なると思われる。
 採譜したのは、昔わが会(4年ほど前に解散)で唄われていたものです。
河童さん譜面なども一部、参考にさせていただきました。20数年前に書いた符面や体で覚えている節を採譜しました。
採譜作業はまったく十人十色の世界です。 

●下記が採譜した津軽願人節です。


●「津軽願人節」(青森)

《昔 江戸より 願人和尚が 寝物語に この唄を》

代参や代垢離、代願をする願人坊主が唄うので「がんにん節」と言う。京都
鞍馬山大蔵院の支配下にある願人坊主たちは、全国を回って「御祈祷」「チョ
ボクレ坊主」「アホダラ経」「住吉踊り」などを演じて銭をもらい、生活して
いた。住吉踊りは、長柄の傘の柄を叩き、拍子をとりながら音頭取りが唄い、
その周りを菅笠をかぶって、うちわを持つ踊り手が跳ね回る。その時の唄が、
伊勢神宮の遷宮式に使う御用材を曵く時に唄う「お木曵き木遣り唄」とも「伊
勢音頭」とも呼ばれる「ヤートコセー」であった。明治に入ると願人坊主が姿
を消したために「がんにん節」もすたってしまった。
http://www.1134.com/min-you/02/k0202.shtmlより転載

●この唄は、江戸時代の中末期、願人坊主という門付けの物乞い坊主が鉦をたたきながら諸国を唄い歩いた音曲であると言われています。
 
渡辺波光著「宮城県民謡誌」によれば、がんにん節は、がんにんとも呼ぶ、仙台市や宮城・黒川・登米など郡部に残っている珍しい唄である。がんにんは、漢字にすれば願人で、江戸時代に代参や代𡉴離(だいごり)を仕事とした乞食坊主(ぼうず)を願人坊主といった。人に代わって社寺に参詣するのが代参、人に代わって冷水を浴び、体を清めるために、𡉴離(こり)をとるのが代𡉴離という。
http://okitsu764.seesaa.net/article/182576391.htmlより転載

●YouTubeより 津軽願人節
https://youtu.be/UmV6VI8Qldw

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