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君よ憤怒の河を渉れ 

2018年02月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

66年ぶり五輪連覇を狙う羽生結弦選手、
SPで圧巻の演技でした。驚いたのは演技終了後に
投げ込まれた、大量のプーさんが
重なり山となっていました。
どうするのかと、思ったら寄付するようです。

今日の映画紹介は「君よ憤怒の河を渉れ」。
BS日テレで2018年2月17日(土)14:00〜放送。
高倉健没後3年追悼企画。
以前紹介しているので再掲です。

原作は西村寿行の同名の小説。
佐藤純彌監督によるサスペンスアクション映画。

中国語の先生も言ってましたね。
中国でも1979年(昭和54年)に『追捕』として公開され、
文化大革命後に初めて公開された外国映画であり、
映画に飢えていた中国の人には大人気だったと。

高倉健や中野良子は今でも、
中国では大俳優として有名だそうです。
タイトルの『追捕』は、”追跡して逮捕する。”の意味。

本作を観て高倉のファンとなったチャン・イーモウ監督は
高倉を招聘して「単騎、千里を走る」を制作しました。

キャッチコピーは、
”俺を罠にかけた奴は誰だ!脱獄ー逃亡ー復讐!
いま、獣たちの人間狩りが始まった!!”。

1976年(昭和51年)10月10日新宿。
ある代議士の不審死事件を単独捜査していた
東京地検刑事部検事・杜丘冬人(高倉健)は
警察官に強盗傷害容疑で連行される。

彼の容疑は水沢恵子(伊佐山ひろ子)と
名乗る女性から”金品を盗まれ強姦された”と
警察へ通報されたのだった。

連行された杜丘は旧知の警視庁の
矢村警部(原田芳雄)を呼び出し、無実を主張する。
しかし、今度は寺田(田中邦衛)と名乗る男性が
”この男にカメラを盗まれた”と
杜丘を名指しで通報してきた。
杜丘にとって、証拠が揃いすぎていた。完璧な罠だった。

自分にかけられた無実の罪の真相を暴こうと
現場検証の場から逃走を図る杜丘…。

サスペンスにアクションありで、熊に襲われたり
(CGが無い時代、この熊が着ぐるみだとすぐ、
 判るところは笑えましたね)。

猟銃で狙われたり、免許なして飛行機を操縦とか、
夜の新宿を馬で疾走したりと、
妙に軽快なアップテンポの音楽と併せて、
それは無いだろうと思いながら、
2時間半みられるのは健さんの映画だからでしょう。

後半、登場する牧場の娘・真由美(中野良子)との
ラブシーンもあり、サービス満点。
中野良子ってあんなに、グラマスだったかなぁ?

健さんの東映退社後の第一作目。
1976年(昭和51年制作)

P.S
「レッドクリフ」「男たちの挽歌」シリーズの
ジョン・ウー監督が、チャン・ハンユーと福山雅治を
ダブル主演にして日本でオールロケを敢行した
サスペンスアクションの「マンハント」が上映中。

この「マンハント」は、この「君よ憤怒の河を渉れ」を
リメイクではなくリブートとして再映画化されています。
中国資本で製作されているので、
原題は『追捕』で同じタイトルです。



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「初恋のきた道」が一番好きです。

yinanさん

つゆさん、今晩は〜!

中国語を学んでいる私としては、張 芸謀 監督の
『紅いコーリャン』、『秋菊の物語』、
『初恋のきた道』、『HERO』、
『グレートウォール』などは、いい勉強になっています。

張 芸謀 監督は健さんに惚れて、2005年に
「単騎、千里を走る/ 千里走單騎 」を製作しています。

健さんは独特の雰囲気があるので、
女性にとっては、好き嫌いがあるでしょうね。

2018/02/18 20:59:35

チャン・イーモウ

さん

ハリウッド映画に飽きてきたころ、
紅いコウリャンを見て、度胆を抜かれました。紅夢や菊豆。
そしてチェン・カイコウの覇王別姫など。しばらく追っかけてました。

健さんは男か好きになる男なのでしょうね。共に暮らしたら、私なんか殴られそう(笑)。

2018/02/17 11:15:33

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