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映画が一番!

猫が教えてくれたこと 

2017年12月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドキュメンタリー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

トランプ大統領が声明を発表し、エルサレムを
イスラエルの首都に認定する方針を表明のニュース。
一方的な決定はパレスチナの反発を招き中東の情勢悪化となり、
米国は又、テロのターゲットとなるでしょうね。
  
今日の映画紹介は上映中の
「猫が教えてくれたこと/Kedi」

舞台はヨーロッパとアジアの文化の交流地点であり、
数千年ものあいだ世界有数の大都市として
繁栄を誇ってきたトルコの古都、イスタンブール。

主人公はこの街に住む野良猫たち。
人間の大事な友達の「犬」と「猫」。
皆さん、犬派、猫派、どちらでしょうか?

私は今までは犬の方が人間に忠実でフレンドリーで、
猫は気ままで、自由奔放で個性的だと思ってましたが、
本作を観ても、そうだと思いましたね。

”犬は人間を神だと思っている。だが、猫は違う。
人間は神でないと分っていて、
人への感謝もわすれない。”と,
イスタンブールの住人に語らせていますが、その通り。

登場する猫は7匹の個性的な野良猫達。

まずは、生まれたばかりの子猫たちのために、
人間に食べ物をせがみ、ある時は盗んで
子猫の元にエサを運ぶ”泥棒猫のサリ”。

高級レストランのオーナーに取り入り、
客の邪魔にならないよう紳士的に
ローストビーフや七面鳥など、いつも美味しく
食事をいただく礼儀正しい”美食家デュマン”。

喧嘩が強く、旦那を尻にしいているくせに嫉妬深くて
相手が闘犬でも立ち向かう、気性が激しい
”最強のメス猫サイコパス”。

工場地帯の労働者たちになでられるのが
大好きなメス猫”ベンギュ”。

レストラン近くでエサを貰う代わりに、
ネズミ退治を仕事にしている”アスラン”。

下町の市場で働く商売人や客の人気猫の”デニス”。
遊び人風で周囲の大人たちの心を虜にする”ガムシズ”。

と、擬人化された猫たちを、地上10センチほどしか
離れていない地面すれすれでカメラを使い、
猫の目線で猫と、イスタンブールの猫道を撮影。

又、空撮での美しい街並みと地上を交互に描き、
異国情緒豊かな、イスタンブールを見せる工夫があり、
猫と人間の関係を、これらを背景としてストーリーを
上手く構成していますね。

監督がイスタンブールに生まれ、子供時代に
野良猫と共に過ごしたという、ジェイダ・トルン氏だけに、
猫の気持ちを判っての撮影は素晴らしい。

独特のトルコ音楽に合わせて、優雅にしなやかに、
動き回る猫たちを見ていると、ついつい眠っていました?

でも、知っている曲もありました。
それは、江利チエミが歌っていた♪♪ウスクダラ♪♪。



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トルコの首都をアンカラからイスタンブールへして欲しい

yinanさん

つゆさん、今晩は〜!

イスタンブールには、私も行ってみたいですけど、
お金がない私には、映画で異国情緒たっぷりの画面を
見て満足しています。

野良猫達は、その昔、船のネズミ退治に必ず
必要不可欠な乗組員の一員として乗船?していて、
たまたま、上陸してそのまま居ついたようです。
登場する猫たちもいろいろな国からの
不法滞在猫のようで、
そういう眼で見ると、面構えが違いますね。

トルコでは、エルドアン大統領が
路上の猫や犬を収容する法案を
検討した時もあったようで、
野良猫にも、厳しい時代が来るかもしれませんね。

2017/12/09 18:14:24

イスタンブール

さん

行ってみたかったところですから、
それだけでも、観てみたいです。

猫キチの娘も喜ぶことでしょう。

2017/12/07 08:50:09

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