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『息子』  山田洋次監督 

2011年03月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



息子 [DVD]クリエーター情報なし松竹

「倉庫作業員」椎名誠原作。

ハマボウフウの花や風 (文春文庫)クリエーター情報なし文藝春秋

この中に収められている一篇だそうな。

岩手で独居の父と東京に住む息子たちのほのぼの家族愛。
しっかり者の兄と風来坊の弟と。どこか寅さんを彷彿とさせる。
人間の生善説を信じたくなる。

息子たちの成長ぶりに安堵して、雪深い一人住みの我が家へ帰り着くところで映画は終わっている。
かつて大家族を支えていた自分の姿がマッチ売りの少女の幻想シーンのように思い浮かぶ。
独居を自ら選択した孤独。
雪に埋もれている夜だけに余計に迫る。

私は姑を独居にしている。
さらに施設入所を勧めている。

映画にも出てきた。
有料老人ホームに入居した戦友の愚痴シーン。
いちいち他人事でない。

1991年の作品。
ファッションがちょっと懐かしい。ケータイもITもない時代。
聴覚障害者との連絡手段にFAXが新しかった頃。
ちょうど私も手話教室なんぞに通っていた…挫折したままだ^^;

節電だろうか?
○○映画狂の会と称した映画マニアのDVD鑑賞会の会場である公の施設の一室は
エアコンが効いていなかった。
雪の寒さほどではないが、観るに相応しい室温だった。

いくらでも自宅でレンタルで観られる昨今、
わざわざ集まって観る酔興。
『狂』と自称しているところがこの会の由縁であるのかもしれない。
誘われてのこのこ出向く私も私だけれど、
山田洋次監督作を観るには、これもまた相応しい環境ではなかったか?



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