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映画が一番!

めぐりあう時間たち 

2017年06月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は「世界難民の日」。
人間と言うのは不思議な生き物です。
平和が一番と解っていても、
何だかんだと旗印を掲げて紛争を起こしています。
理性では解っていても、
闘争本能には負けるのでしょうか?

今日の映画紹介は「めぐりあう時間たち/The Hours」。
BSプレミアムで2017年6月20日(火)13:00〜放送。
2003年5月に観た時の感想文。
今年の2月に紹介しているので、見逃した人は見て下さい。

原作はマイケル・カニンガム。
イギリスの女性小説家バージニア・ウルフの
「ダロウェイ夫人」をモチーフに、
3つの時代、3つの場所と、
時間軸の違う3人の女性のある一日を交差させて、
1つの物語をにした人間ドラマ。

キャッチコピーは
”沢山の愛と驚きと時間たち、そして感動。
人生はいつもミステリーに満ちている”。

1923年、ロンドン郊外。
作家ヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)は
病気療養のためこの地に移り住み、

”花は私が買って来るわ、とダロウェイ夫人が言った”
(“Mrs. Dalloway said she would buy
  the flowers herself.”)。

この書き出しから始まる小説『ダロウェイ夫人』を
執筆していた。
午後にはティー・パーティが控えている…。

1951年、ロサンジェルス。
『ダロウェイ夫人』を愛読する妊娠中の主婦
ローラ・ブラウン(ジュリアン・ムーア)は、
夫の望む理想の妻を演じることに疲れながらも、
夫の誕生パーティを開くためケーキを作り始める…。

2001年、ニューヨーク。
あだ名が「ダロウェイ夫人」の編集者、
クラリッサ・ヴォーン(メリル・ストリープ)は、
親しい友人でエイズ患者の作家の
リチャード(エド・ハリス)が栄えある賞を
受賞したことを祝うパーティの
準備に取りかかっていた…。

三人の女性の人生を「ダロウェイ夫人」をキーワードに
展開するストーリー秀逸ですね。

本作を観て思うことは”幸せとは何だろうと”でした。

鼻を特殊メイクでつけ演じきったニコール・キッドマンが
アカデミー賞主演女優賞を受賞。

ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、
メリル・ストリープは、それぞれ違う時代設定で
あったために撮影中は一度も顔を合わせなかったというから、
編集でまとめあげたスティーブン・ダルドリー監督は
さすが名監督ですね。



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