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映画が一番!

草原の輝き 

2017年06月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

野際陽子さん(81歳)が死去のニュース。
「キイハンター」の彼女は格好良かったし、
最近はバラエティー番組にも数多く出演され、
年齢を感じさせない若々しさには
いつも感心していたので残念です。合掌!

今日の映画紹介は
『草原の輝き/Splendor in the Grass』。
BSプレミアムで2017年6月16日(日)13:00〜放送。

愛と性のモラルの間で悩む若者の心理を、
巨匠エリア・カザン監督が描く青春ドラマ。

ヒロインを演じたナタリー・ウッドの
みずみずしい存在感と鮮烈に登場した
ウォーレン・ビーティを名撮影監督の
ボリス・カウフマンの鮮やかな色彩が印象的。
アカデミー脚本賞受賞。

何と言っても、劇中に作品のタイトルが出てくる、
ウィリアム・ワーズワースの詩。
"Ode: Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood"の一節が出て来る。

”Though nothing can bring back the hour
Of splendour in the grass, of glory in the flower;
We will grieve not, rather find
Strength in what remains behind...”。
草原の輝き 花の栄光
再びそれは還らずとも
なげくなかれ
その奥に秘めたる
力を見出すべし

1928年、アメリカ・カンザス州の田舎町。
高校3年生のバッド(ウォーレン・ベイティ)と、
ディーン(ナタリー・ウッド)は愛し合っているが、
セックスに罪悪感を持つ母親の影響もあってディーンは
バッドのすべてを受け入れることが出来ない。

バッドの父石油業者のエイス(パット・ヒングル)は
息子がフットボールの選手なのが自慢で、
エール大学に入れたがっていた。
しかし、バッドには父親の期待が心の負担になり、
奔放な同級生と肉体関係を持つ。

それを知ったディーンは精神を病み、
バッドも希望を失う。
翌29年、株が大暴落し、バッドの父は自殺。
一方、ディーンは快方に向かい、
新しい一歩を踏み出そうとする…。

終盤のシーンで、妻子と牧場で平凡に暮らす
バッドと、ディーンが語り合う、
”幸せ?”
”まあね、考えてもみなかった。
 運命って不思議だな”
”私も幸福のことはあまり考えないの”
”そうさ、あるがままでいい”。
と、結婚を告げる彼女の白いドレスが印象に残ります。

遠い昔に青春と決別をした私には
映画を見て、ノスタルジアに浸るだけです…。

1961年(昭和36年)製作。



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若き日

吾喰楽さん

観ましたよ。
今から、半世紀以上も昔のことです。
その時の感激は、今でも覚えています。
その後、数回観ました。
若き日を、思い出しました。

2017/06/16 07:31:29

エリア・カザン

さん

だったのですね。
同時代で、当時の日本娘の私には、少しおませな高校生にうつりましたが、とても印象に残るいい映画でした。
ラストシーンも思い出しました!

2017/06/16 07:03:26

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