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尺八と横笛吹きの独り言

朝ドラ「ひよっこ」が、いがっぺよ・・・・おもしれえんだから、しゃあんめえ。 

2017年05月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●自分の愛する子供が集団就職でいなくなり、その寂しさからカアチャン3人が語らう場面。
「これが楽しみだからあ・・・・・しゃあんめえ。」
この写真の3人の母ちゃんが集まると・・・・・スワ大変!

・・・・・爺ちゃんや孫がいては、この母ちゃん連合は、いろいろ話せない・・・・・

谷田部茂(古谷一行)がイソイソと出ていき、孫の「ちよこ」「すすむ」がこれに続いて出ていく。
ここの脚本がおもしろい。孫の「ちよこ」「すすむ」もきちんと挨拶して出ていく。
・・・・・思わず笑ってしまいます。

ここが大変にいい。阿吽の呼吸、いまはやりの忖度(そんたく)の呼吸。


ドラマ「ひよっこ」は奥茨木村の農家が舞台。
ヒロイン役の峰子(有村架純)が消息不明になった父を探すために集団就職により上京し、
1960年代の東京で生き抜いていく物語。ヒロイン峰子を中心に高度成長期を生き抜いた家族、友人そして職場の温かい交流を描いている。

 この朝ドラがまたまたこれおもしろい。おもしれえんだから、しゃあんめえ。
朝のパートが終えてコーヒーを飲みながら録画を見るのが至福の時だわ。
時代が我々の時代でいい。峰子さんよりたぶん私は一つ下になる。
東京オリンピック(昭和39年)では峰子が高校3年生、私は高校2年生でした。
今回の朝ドラは・・・・・同じ時代を生きてきた共有感があるからおもしれえんだ。
            
 
●峰子の母親、谷田部美代子が・・・・・「思い切り泣いていいかあ・・・・・」と叫ぶ。
「いいとも・・・・・思い切り泣け・・・・・」三人の母親は妙に団結していた。
夫が消息不明、そして峰子が心配な母親・女優志望の時子が心配な君子。米屋に就職した三男が心配な「きよ」の3人の母ちゃん。
 峰子の母親が・・・・・「思い切り泣いていいかあ・・・・・」と言うくだりが、とてもいい。
そういう助け合う時代があった。いまは東京砂漠の中でそんな光景はあまりない。
昭和の家族の近所の一体感がある。

谷田部美代子・・・木村佳乃・・・・・みね子の母(みね子を育てるためにも一生懸命農業に精を出す)
助川君子・・・羽田美智子・・・・・時子の母親(美代子とは幼馴染)
角谷きよ・・・柴田理恵・・・・・三男の母。(口うるさく言う。が愛情深く涙もろい)

脚本家・岡田惠和(おかだ よしかず)
(1959年2月11日 - )は、東京都三鷹市出身の脚本家、漫画原作者。

代表作に『イグアナの娘』『君の手がささやいている』『ちゅらさん』などがある。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

日本の高度成長期を背景に、その時代を懸命に生き抜いた人たちの人生を通して今を生きていくためのヒントになればという思いで書いたそうだ。

・・・・・物語は別に立身出世した話題の方でもなく、奥茨木村の誰も知らない人々。東京オリンピックをこうした普通の人たちが迎えていた。そして高度成長を支えていた。それを奥茨木の一山村から描きたかったのだろう。そういう人たちにスポットライトをあてたところに共感が持てる。

消息不明になった父親も、いつかは見つかるのであろうが、けっして出世しなくていい。峰子も、時子も、そして米屋に就職した三男も出世しなくていい。ごく普通の人でいいのだ。その当時の普通の人でいい。三男の時子に対する恋心がおもしろい。時子も将来、有名な女優さんにならなくていい。
そういう時代の普通の人間でいいのだ。きらびやかな人だけが東京オリンピックを迎えたわけでない。
その時代の普通の人間模様を温かく描いている。
工場が倒産して就職することになるであろう洋食屋「すずふり亭」の人たちがびっくりするほどあたたかい。
昭和は温かったなあ。

 
●集団就職した、墨田区のトランジスタ工場・向島電気の一場面。
私の出身工業高校でも、昭和39年ごろは大学に進学したのがクラスに6名ほど・・・・・あとは就職だった。
私もアルバイトで同じような電気部品をベルト作業で組み立てていました。時給は300円くらいだったような?
この集団就職した向島電気の職場の雰囲気がいい。先日・・・・・同じ就職した仲間が口論で言い争う場面があった。女の闘い・・・・・しかし言いたいことを思い切り言って・・・・・さっぱりして仲良く結びつく。
こんな工場があったのでしょうか?職場の雰囲気をうまくとらえていました。おみごと。

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