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吾喰楽家の食卓

妻への電話 

2017年05月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

数日前、巡査の訪問を受けた。
私が一人暮らしの高齢者なので、様子を見に来てくれたのである。
同じ目的で、警察官の来訪を受けるのは、二度目のことだ。
初回は、緊急連絡先を訊かれた。
今回、振込詐欺の手口を、説明してくれた。
留守電にしてあるので、知らない番号からの電話には出ないことを伝えた。
五十歳代と思しき巡査は、話が不得手のようだ。
だけど、滲む汗を拭いもせず、一生懸命に説明する様子に、感謝した。
被害に遭った人たちは、私と同様に「自分は大丈夫」と、思っていたに違いない。

昨日の朝のことである。
知らない番号から、電話が掛かって来た。
何となく、迷惑電話ではないような気がしたので、電話に出た。
「学校で一緒だった、○○です」と、女性の声が聞こえた。
男女共学だったのは小学校だけだが、その名前に記憶はなかった。
「奥さま、いらっしゃいますか」と、続いた。
妻の同級生らしい。
「八年前に他界しました」と、答えると、数秒の沈黙を経て、その女性は、「高校が一緒でした」と、話し始めた。
妻を懐かしく思い、電話をくれたようだ。

受け答えをしながら、数日前の巡査を思い出した。
電話による、詐欺のことである。
女性から訊かれたことは、言葉を選びながらも、全て答えた。
不審な質問は、無かった。
「お墓は何処ですか」とか、「仏壇に線香をあげたい」という話は、出なかった。
その程度の交際だったのかも知れない。
病気のことを知らなかったので、妻と会ったのは、十五年以上も前のことなのだろう。
電話をくれたことを、有り難いと思った。
期待している訳ではないが、「お墓を教えて下さい」と、再度、電話があるかも知れない。

   *****

写真
5月13日(土)の夕餉と、息子から妻への贈物



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彩々さんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

わが家の場合、葬儀が終えて一段落した頃のことです。
妻の上司や同僚が、十人近く、わが家へお参りに来てくれました。
闘病中に一度お会いしたことがある方が多かったせいか、全く抵抗はありませんでした。
義妹に応援を頼み、ささやかな宴席を設けました。

今回の方は、今日(15日)のブログに書きましたが、素性が判り一安心です。

2017/05/15 07:42:20

逆パターンですが…

彩々さん

夫の13回忌過ぎての、つい数年前の
ことですが、メールだったか、電話だったか忘れましたが、突然、女性から連絡がありました。

その方の名前は夫から聞き知っていましたので、左程の警戒心は見せなかったと
思いますが、ゴクさんとは逆パターン
です。

その方は、夫の幼稚園時代から小・中・高が同じで、委員長、副委員長をしていたらしく、思い出に深く刻まれているのでしょう。

その後、数人の東京在住同級生たちを
誘ってくださって、お墓参りに来てくださいました。

私は、大したおもてなしはしませんでしたが、正直、嬉しいような…ちょっと
迷惑なような…、複雑な気持ちでした。


詐欺被害も手を変え品を変えて
掛かってくるらしいので、お互い
気を引き締めて置きましょう!

2017/05/15 06:41:26

みのりさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

矢鱈に人を疑うのは嫌なのですが、やむを得ません。
非通知の電話は、絶対に出ません。

私も、身内や友人知人からは、携帯電話です。
スマホのLINEは、重宝しています。

2017/05/14 10:41:48

降り込め詐欺

みのりさん

吾喰楽さん

 降り込め詐欺が頻繁におこり
怖いですね
私も電話は留守電しています。
 子供達からは携帯にきますから
電話は保険やインタネットの
勧誘の電話がほとんどです。
 急ぎの時は留守電に声が入っていあますからね

2017/05/14 10:21:41

パトラッシュさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

確かに手紙の方が、良いですね。
相手の方は、妻が他界したとは思っていないので、軽い気持で電話を寄越したのでしょう。
通常、家庭の電話は、主婦が出るでしょうから。

今、会話の内容を、思い出してみました。
差し障りがある内容は、話していません。
人を疑いたくないですが、今の世の中、やむを得ませんね。

着信履歴の番号を、カーナビで検索すると、場所が特定出来ることもあります。
後で、試してみます。

2017/05/14 09:12:56

私だったら手紙にします

パトラッシュさん

電話の、最大の欠点は、相手の素性を確かめられないことです。
その点、書状はいいです。
少なくとも、住所氏名は書いてありますから。
そして、筆跡からも、ある程度のことが、類推出来ます。
心が籠っているか、どうか、くらいのことですが。
しかし、これが案外に、大事なことなのです。
「文は人なり」そして「筆跡も人なり」ですから。

今回の件、十五年以上の空白を経ての、旧交によるものですから、礼儀として、電話ではなく、書状を先ず、差し出すべきです。

不審なことはなかったとのこと。
貴兄なら、万に一つの遺漏もないでしょうが、くれぐれも、細心の注意を払い、応接なさって下さい。
人を疑いたくはないですが、この世には、魑魅魍魎で、あふれていますから。

2017/05/14 08:53:50

おとめゆりさんへ

吾喰楽さん

度々のコメント、恐縮です。

私の義母は健在ですが、母の日に何か贈った記憶はありません。
男は駄目ですね〜
でも、母の日に限らず、訪ねるときは、義母の好物を持参するようにしています。

2017/05/14 08:48:38

よくわかります。

さん

私も息子二人なので、それぞれのお嫁さんが気遣ってくれます。
縁あって家族になったお嫁さんからの心遣い、
嬉しく思います。
私も亡くなった義父の誕生日や父の日、やはり心にありますのでお嫁さんの気持ち分かるような気がします。

2017/05/14 08:26:34

おとめゆりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

差出人は息子、宛名は妻です。
でも、実際は、息子の嫁さんが、送ってくれています。

何年か前、「もう、いいよ」って云ったら、「お義父さんではなく、お義母さんへ送っているの」と云われてしまいました。

2017/05/14 07:54:21

お早うございます

さん

吾喰楽さん。母の日の朝ですね。こちらは快晴です。
息子さんからのカーネーション。
奥様もその優しさに、目を細目ながら見守っていらっしゃる事でしょうね。

2017/05/14 07:49:22

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