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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

困ったNHKのオチャラケ 

2016年10月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 以前、このブログの「群れに戻った羊が見たもの(1)」で

ほんの少し触れましたが、NHKの番組のオチャラケぶりには

正直、唖然としています。

久しぶりにNHKのテレビ放送を視聴して、

強烈にそれを感じているのです。

 

 例えば、夕方のニュース(?)番組「シブ5時」。

放送中アナウンサー同士がふざけ合い、冗談を飛ばし、

視聴者には何の関係も無いアナの個人的な話題を持ち出したり、

女性アナがやたらニコニコしたりしかめっ面したりで本当に驚きました。

タイトルからして略語・隠語で興味を引き付けたいという

安っぽい目論見が透けて見えます。

 

 こんなところで公共放送、報道番組とはどうあるべきかなどと

偉そうに講釈をする気はありませんが、

事実を正確に公平に伝える立場の人はやはり襟を正し、

中立と品位を保っているべきです。

でなければ、ニュースそのものの信頼性が揺らいでしまうからです。

 

 ニュース番組ですらこれだけチャラけているのですから

娯楽番組や情報番組は伝え方が際限なく軽佻浮薄になってしまいます。

お笑い番組の品のないタレントが出演者や視聴者をおちょくるのが

軽いノリで良いのだと、どうも思い込んでいるようなのです。

伝える内容は薄っぺらでも、伝え方をチャラチャラと面白くすることに

腐心しているのです。

 

 新聞のTV番組表を見ても、やたら「!」や「!?」が多用されて

内容の紹介文にしても興味本位の表現がゾロゾロ出て来ます。

また、アナウンサーも「ライン」や「ブログ」などのイントネーションを

わざわざ平板化して発音するようになってしまいました。

お笑い系のタレントが不遜な態度で人を馬鹿にしたコメントや

大仰なナレーションなどを入れる番組が目白押しです。

 

 しかし、元々そのセンスの無い人たちが民放の真似をして

うわべだけチャラけた番組を作っても、魂胆が透けて見え痛々しいだけ。

腹立たしさがこみ上げて来てしまいます。

 

 こうしたHNKの変節は若年層を取り込むことを

最大の狙いにし、視聴率の底上げを図ろうという魂胆が明白です。

公共放送がそのあるべき品格を蔑にしている現状は

残念としか言いようがありません。

オチャラケ番組ならチャンネルを合わせると思われた若い人たち。

軽く見られたものです。怒る場面ですね。

 

 こうしたNHKは困ったものですが、もっと深刻なことは

こうして視聴者、国民をおバカさんにしておいて、

政府・与党の太鼓持ちを演ずる狡猾な番組作りを進めようという

恐ろしい陰謀が首をもたげていることです。

 

 政府・与党に都合の悪いニュース、情報は出来る限り無視し

野党、野党議員の失態などは平然と採り上げて、巧妙に政府支持の

空気を醸成する意識操作を企てているのです。

そのようなNHKの狙いを嗅ぎ取り、冷静な目で番組を視聴する

賢明な方々が多くいることを、私は期待しています。

 

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