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吾喰楽家の食卓

あらしのよるに 

2016年12月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

最近、異常とも思える食欲で悩んでいるが、今、服用している四種類五錠の薬の副作用かもしれない。
夕餉を食べ終えると、苦しいほど満腹のことがある。
勿論、体重は増えているはずだが、ヘルスメーターに乗るのが怖いので、量っていない。
昨日の朝餉は、バナナとヨーグルトで我慢し、昼餉は、朝餉のような献立で済ませた。
昼餉が早かったから、夕餉は四時頃から食べ始めた。

食後、のんびりとテレビを見ていると、歌舞伎の獅童が登場した。
番組の冒頭、獅童は「歌舞伎は今も昔も、人生ドラマの宝庫」と云った。
確かにその通りだと思うし、落語もしかりである。
そして、現在、歌舞伎座で公演中の『あらしのよるに』を紹介した。
獅童が狼を、松也が羊を演じる、動物しか登場しない新作歌舞伎だ。

狼は、嵐の夜(多分)、相手が好物の羊とも知らずに友だちになった。
羊と判り、友情と食欲の狭間で、狼は悩んだ。
竹本連中の太夫は、「食べたい」と、影の声を語った。
ところが、狼は「余計なことを云うな」と、太夫に云い返した。
このようなことは、歌舞伎では、前例がないはずである。

私は、落語や歌舞伎は古典が好きだ。
しかし、どんな作品も最初は新作である。
今回の『あらしのよるに』を知り、観てみたくなった。
落語は国立演芸場、歌舞伎は国立劇場に決めていたが、既に落語には例外が二つある。
さて、歌舞伎は・・・

   *****

写真
12月6日(水)の昼餉と夕餉



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