メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

吾喰楽家の食卓

馬桜師匠の忠臣蔵評 

2016年11月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

国立演芸場で文蔵の襲名披露を観た、七日のことである。
馬桜師匠は、隣の国立劇場で仮名手本忠臣蔵の第二部を観ていたそうだ。
九日、自身が管理する掲示板に、その感想を載せている。
落語家でありながら、歌舞伎に造詣が深い師匠なので、興味深く読ませて貰った。

第二部を通じて、五段目と六段目で勘平を演じた菊五郎を、当代一と絶賛している。
菊五郎の勘平は、今回で見納めになるはずだから、是非とも云っている。
浄瑠璃と六段目で、お軽を演じた菊之助は、菊五郎に次いで評価が高い。
矢絣の衣裳が、似合うとも云っている。
私は『三日目の会』で、スッポンの演技を目の前で観ている。
確かに美しい。

【浄瑠璃の腰元おかると、六段目の勘平女房おかるは、菊之助が、七段目の遊女おかるは、雀右衛門だ。・・・・・・・雀右衛門は熱演したが、菊之助が演じる遊女も観てみたいと思った】(弊ブログ)

【雀右衛門のお軽は菊之助で見たかった】(馬桜師匠)

歌舞伎初心者と師匠の感想が、似たようなのが嬉しかった。

吉右衛門が由良之助を演じた七段目については、「平凡」と感想を述べている。
直接は吉右衛門の演技に触れていないが、評価は低いのだろうか。

千穐楽の前日、二回目の仮名手本忠臣蔵の第二部を観る予定だ。
馬桜師匠の感想を頭に入れ、歌舞伎を楽しみたい。

   *****

写真
11月11日(金)の昼餉と夕餉



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ