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尺八と横笛吹きの独り言

いよいよ本曲の真髄・・・・「岩清水」(いわしみず)だ・・・・ 

2011年02月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●本曲「岩清水」のマイ譜面。
その譜面は複雑な暗号文だらけ・・・・私のはだいぶカラフルに色塗りしてある。
ピアノ、フォルテ、だんだん大きく、音を消す、真ん中を大きく最後は消す、弱くのあとは強く、フェルマータ、などなど・・・・目が回るほど細かい注意があるのです。

 本曲(ほんきょく)とは流祖「中尾都山」(なかおとざん)が作曲した尺八だけの曲を言います。
(都山を「みやこやま」と読んだ方もいますよねえ・・・・一般の方はこの読み方を知りません)
「岩清水」は本曲でもその真骨頂といわれる曲で都山流をやるものにとっては、かならずや通らねばならない関門です。
奏法は細かい決まりはありますが、基本的に奏法の展開は自由です。
千人が吹いて、各自みな奏法や表現が異なります。であるからしておもしろいとも言えます。決まりのあるアドリブ奏法とでも表現できそう。
 本曲全国コンクールの課題曲になる都山流の代表曲です。
音源は高平先生の教科書音源だが、今日は小山青山先生のを録音してこれを使ってみた。
小山先生は講習会でおなじみの試験管の先生ですから、ツボツボは決めている。
 受験用には適している音源だと思う。
NHKーFMからの録音で、ノイズが少し入っている。一時FMから箏曲・本曲を録音していた。
それがここで役だったなあ・・・・
 高平先生のは初期の奏法なんだろう。その後細部で奏法が標準化されて譜面が書き加えられてきたのだろう。小山先生のが譜面にほとんど近い。
であるからして、受験にはむいている。受験用音源と言える。
 片山瞠山(どうざん)先生の岩清水も参考にしたい。
前回、片山先生の岩清水講習会の録音がある。
 次回はこれで勝負。いろいろ聞いて「いいとこ取り」だわ。
今は初段だけですが・・・・二段も「おったまげる」ようなすごい音のとこがありますねえ・・・・深い深い本曲だわ・・・・
100回吹いて、何かがつかめて独自の岩清水を完成させたいものだ。
それには練習しかない。まだたぶん・・・・30回ほどだから・・・・なにがなんだか感情移入どころではない。ただただ吹いているだけです。
            
 
●岩清水の基本奏法のいくつか・・・・がこれだ
折り・下げあたり・スリあげ・2折り・横ユリ・息ユリ・回しユリ・なやし
この記号のとき、どういう吹き方をするかひたすら音源(小山青山先生)を聞いた。
「なやし」とは「気力をなくさせる。力を失わせる」意味で1【萎す】と書く。
(男性は萎えていては、もうだめだのよ。つい余計なことを考えてしまった)
この「なやし」奏法はおもしろい音だ。
2折りが結構むずかしい。
「下げ当たり」もおもしろい奏法だ。
半音のチイ・チイの「スリ上げ」は、イメージとはだいぶ違っていた。



 
●山田流箏曲「都の春」もやってみた。
これはお正月に聞く箏曲。山田流だが唄より珍しく手事が多い。
演奏が25分くらいだと、相当疲れますが、演奏時間も13分ほどで、ちょうどいい。
 「都の春」の音源といっしょに吹いてみた。
こういうときは、音原に尺八音がないほうがいい。ウマイ具合に尺八音が入っていない。
結構、3〜4割はいけそうだ。感触がいい。
 手事の最初の早い部分で追えなくなるが、なんとか後で追いついた。
これは良い曲です。盛り上がりもあり、10数分で演奏会には向いているねえ・・・・
もうちょっと練習すれば40から50点ラインにはいけそう。
 難所がそんなにない気もする(ただし私のレベルではまだつかえます)。

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