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映画が一番!

野いちご 

2016年07月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日はまだまだ、見て欲しい映画がありました。
BSプレミアムで13:00から、「招かれざる客」。

もう一本は「野いちご」。
BSプレミアムで2016年7月1日(金)23:45〜放送。
深夜放送ですから録画ですね。

1957年(昭和32年)制作の白黒の古い映画ですが、
「老い」を主題に、人生の意味を問いかける
スウェーデンの巨匠ベルイマンの代表作ですから、
観る価値はありますね。

妻を亡くし、子どもは独立して、
今は孤独な日々を送っている
老教授イサク(ヴィクトル・シェストレム)は
78歳にして名誉学位を受けることになった

その朝、悪夢で目覚める。その夢は
”人影のない街で、一台の馬車が柩(ひつぎ)を
落として走り去る。柩から伸びた手は、イサクを
引き込もうとする。その死者はイサク自身だった”、

イサクはストックホルムから式の行われるルンドまで
車で向かおうとする。そんな彼に、義理の娘である
マリアンヌ(イングリッド・チューリン)も同行する。

イサクにとって、自分の人生を顧みる
いい機会となった。
”夢”と”現実”が錯綜する彼の回想録は、

かって相思相愛だったサーラ(ビビ・アンデショーン)が
森で野イチゴを摘んでいる姿を見つける。
イサクの弟・シーグフリードが彼女にキスをする。
”麗しき乙女が、イチゴを摘んで誰にあげるんだい?”
”誕生日のプレゼントにイチゴをあげるの”。
そう、イサクは婚約者を弟に奪われたのだ。

妻がイサクの無関心に耐えられず不貞を働いたこと。
”イサクはいい人よ、立派だしやさしくしてくれる…。
あんまり立派すぎて私はみじめになる”と、
思い出し煩悶するイサク。

イサクは旅の途中に様々な人物に出会う。
奔放なヒッチハイカーの少女とその二人のボーイフレンド。
不毛な夫婦喧嘩を繰り返す男女。
引越していったイサクを今でも慕う
ガソリンスタンドの店主とその妻。
そしてイサクの96歳老いた母親。
彼らとの出会いと過去への後悔が、徐々にイサクを変えていく。

「夢はもうひとつの人生」と語るベルイマンの言葉に、
我々シニアにとって、死の恐怖に震える夢、
輝く青春の夢などは、主人公同様、
自分の人生が価値があったかどうかと
振り返るには、いいきっかけになる映画ですね。

私の今迄の人生と言えば、
”まぁ〜、一生懸命に生きて来たから、
可もなく不可もなしで、○だと思っています”。



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