やいろ鳥の猫マンマ亭

流れ去る時間の早さを思いしる。 

2011年01月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 昨日までひょいと持ち上げていた物がこの頃、やけに重たくなってきた。米俵、セメント袋其々60キロg、農協の蔵に積み上げたり、機帆船の船倉から貨物自動車に移し変えたり、単位は最低で100から200個、500を越えたら若者と言えども骨が軋み、筋肉が唄いだす、お疲れさんと差し出されるコップ一杯の合成酒を一枚の雑魚てんぷらで飲みほし、足元が疲れでふらつくので乗れない自転車を押しながら家路につく、其の途中で二回か三回か溝に落ち、疲れ果てているので溝から這い上がる事も出来ず、我が家の方角に向かって溝の中をじゃぶじゃぶと歩き、通りかかった知り合いに引き上げて貰ったことがあった。話が後先になるが、其の時も就職難で、家庭教師のバイト先の個人商店に拾い上げて貰いやっと食いつなぐためにセメント袋を担いだり、ガードレールの営業をしたり、その商店は僅か一年で潰れ、再び路頭に二年迷い、やっと地方行政の一部所にありついて米俵積み上げの重労働に日々へたりこむ毎日だったので、筋骨隆々とまではいけなくてもそこそこの物は重いと思う事まなくもちあげていたのに、スーパーで買った、僅か5kgの米を両手にぶら提げてさえ重いと思うほどに老いさらばえた実感を呆れて背負い込みながら暮らして、あと何年持ちこたえる事ができるのだろうか、時間流の流れ去る速さに畏怖している。

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