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ビールで育った子供たち 

2016年05月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

子供たちが来たり、来客があったり、ゴールデンウィーク前半が怒涛の様に過ぎて行った。

今回はもう、私も体力が持たないのでお料理らしき事はせずに、お鍋とか鉄板焼き等、多人数がいちばんのご馳走、といったメニューに徹したのだが・・。

何はともあれ、アルコールのお伴さえあれば良いのである。

我が家は子供が小さなときから、親中心の生活だったので、夜の食卓はず〜と、飲み屋のメニューの様な毎日であった。

そして、必ず親は呑む。


主人はいつのころからか、夕食のビールを美味しくするために、午後三時以降は水分を取らない、という生活を続けていた。

若いころは、職場でお昼休みに毎日ジョギングをするのが、長年の習慣だったらしいけれど、それもビールを美味しく飲むため。

年齢が高くなってからは、週末に二時間くらい走る生活に変わったけれど・・。

海外へ行っても、着いた日にまず二時間ぐらいジョギングをする。

主人の弁に寄れば、それが時差ぼけ解消には最適なのだそうだ。

まあ、ビールのためには自己管理しながら、努力を続けていたと言えるだろう。


そんな我が家だから、久々に家族が集まれば、殆ど酒盛りで終始する。


私もこの世代では長身な方だが、家族そろって大柄な我が家は呑む量も半端ではない。


子供たちがまだ同居していた頃は、食事つくりが大変であった。

いちいち、冷蔵庫の中を把握できない儘に、どんどん食材は消えていく。

当時は、スーパーもコンビニもすぐ近くにあったので、殆ど毎日のように補充と消費の連続だった。


困るのがビールである。

主人は、たとえご飯が無くても、ビール無しでは日が暮れない人である。

ずぼらな主婦の私も、冷えたビールの在庫数を確認する癖だけはつけていたのだが、子供たちが消費するようになって、すっかりバランスが崩れてしまった。


まず時間帯が違う。

彼らは遅くに帰ってきて、やおら冷蔵庫を開けて、といった生活なので、私の眠っている間に、状況が刻々と変わっていくのだ。

又、そもそも主人のビール消費量が半端な数ではない。

結果、我が家では、子供たちにビールをひと箱ずつ保管させて、一缶飲むたびに自分で補充する、というルールを作ったのだった。



「うちの自動販売機は、コインの代わりにビール缶だね」と言って、子供たちはギャグにして喜んでいたものだ。


この、やたらでっかい子供たちは、殆どビールの香りで育った様な気さえしてくる。



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薬だったとは・・。

シシーマニアさん

えっ、ビールって、整腸作用があるのですか・・?
大義名分派には、耳寄りなニュースですね。

私は、ビールっ腹だとか、糖質があってダイエットによくないとか、結果として余り良い印象を持っていませんでしたが。

これからは幸先も短いことですし、明るいお話に耳を傾けて生きていきたいと思います。

2016/05/03 21:05:16

飲酒の独立、自治の確立

パトラッシュさん

自ら飲む分を、自ら管理する。
管理能わざる者は、飲むべからず。
これは、教育方針としても、いいですね。

飲み物で、何がうまいかと言えば、そりゃ、ビールでしょうね。
旦那さんのご努力、よくわかります。
美味さにプラスして、私は薬だと思っています。
例えば、下痢をした時です。
キューっと一杯やると、治まってしまうのです。
冷たい飲料なのに、これが不思議です。
整腸作用があるに違いない。
毎日欠かさない由縁です。

2016/05/03 17:32:46

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