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昭和2年生まれの航海日誌

待つだけものか春は 

2016年04月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 暑く感じるようなった。 昨夜から布団をのけて
毛布2枚とした。大丈夫、室内温度は20℃である。
 春は過ぎてしまったようだ。

 朝方寒さを感じ目を覚ました。こんなことはない筈だと
思ってカーテンを引くと、なんと通風孔があいている
ではないか、急いで閉めてそのまま床に就いた。

 日本よりぐぅんと気温の低いロンドンでは冬でも毛布
1枚が標準のようだ、とスティした娘が言っていた。
それで、風邪をひいてまったらしい。
 遠慮なく頼めばよいものをと思った。

 英国、北欧、ロシアの民族は日本人からみると、
羨ましいほど寒さの強い。
だから 彼らに対し、その点の配慮を望むことは
難しいのだ。
 思い出したくもないが、抑留者の耐えた、飢え、と極寒は
筆舌ではつくされないだろう。
 しかし、耐寒の適応性も無視できるものではなかった。

 ナホトカで吹雪の中を来船した婦人通訳がオーバーを
脱ぐと、ワンピース1枚であったのには皆が驚いた。

 今日の広場の雑草は萌え始めたのではなく、もう夏草に
成長し始めている。

 日本の春と言うのは待つだけのもので、季節としては
短く季節の指標ではなかろうか。

 あと2週余りでゴールデンウイークだ。
 寒さに弱い儂も初夏と云うだろう。

 日本を訪れた寒冷地の外人はサクラが咲いていな
ければ、春とは言わないかもしれない。
 儂ですら、春は短かく待たされただけのもの、と
思ってしまう。

 毛布を一枚にし、次はタオルケットに替える。
 好きな夏よ、一足飛びにきてくれ!

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