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老いてなお

ひまわり(ハンカチの用意を!) 

2016年02月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

恒例の”映画バカの会”で、イタリア映画「ひまわり」を観賞。
暫くぶりにソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニに面会できた。

見渡す限りに咲き乱れるヒマワリが、あんなに悲しく見えるなんて。叙情的な音楽が素晴らしい。

第2次世界大戦によって引き裂かれた男女の悲しい愛の物語が、時代に運命を翻弄された夫婦の悲劇を、大好きなヴィットリオ・デ・シーカ監督とイタリアを代表するソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが情感豊かに描き出す。

東西冷戦下、欧米では初の試みとなったソ連ロケを行い撮影された広大なひまわり畑の風景としっとりとしたテーマ曲が心に残った。

第二次大戦中のイタリア・ナポリ。ジョバンナと、アフリカ戦線へ送られる兵士アントニオは海岸で恋に落ち、軍による12日間の結婚休暇を目当てに結婚する。

更に除隊を目論んだアントニオだったが嘘がばれ、遠くソ連戦線へと送られてしまう。

終戦後、夫の帰りを待つジョバンナは、彼の戦友から敗走中の雪原でアントニオが倒れたと聞き、ソ連へと旅立つ。

言葉の通じぬ国で夫を探すジョバンナ。やがて1軒の家を紹介されるが、その家には若妻のマーシャと幼い娘が住んでいた….....



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