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「それでは地球の皆さん、行ってまいります」 

2015年12月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:はやぶさ

 2015年12月14日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球の引力を利用する軌道変更と加速、いわゆるスイングバイに成功し、目的地の小惑星「リュウグウ(竜宮)」に向けた軌道に乗ったと発表した。

 その際、プロジェクトマネジャーであるJAXAの津田雄一准教授は、「メンバー全員力を合わせ、挑戦の航行を続けます。それでは地球の皆さん、行ってまいります」とのコメントを発表した。 

 このコメント中の「メンバー全員」とは、小惑星探査プロジェクトに携わるメンバー全員のことだが、もちろん「はやぶさ2」がその主役である。そして、「それでは地球の皆さん、行ってまいります」は、「はやぶさ2」が発した言葉である。


 津軽のシニアブロガー、わさおは、ブロガーにして、川柳を詠む柳人、俳句を詠む俳人、短歌を詠む歌人であり、かつ、わさお詩集を世に問う詩人である。と、意気がるのもおこがましいが、要は、想像の世界で遊ぶのが好きである。

 そんなわさおは、誇り高き日本人である。だから、八百万神(やおよろずのかみ)の考え方を是としている。

 森羅万象つまり宇宙に存在する一切のものには、神がおわす。そして、神がおわすところには、命がある。

 命とは、生物を生かしていく根源的な力である。生物とは、動物や植物などの自然物である。という定義がなされている。しかし、想像の世界で遊ぶのが好きなわさおとしては、なにも自然物に限らなくていいと考える。

 命とは、生かしていく根源的な力であり、生かしていくのは、動物や植物などの自然物のみならず、人工物ないし機械も含む。科学が今ほどに発達した、21世紀のインターネット社会では、命の定義を変えてしかるべきである。


 スイングバイに成功し、目的地の小惑星「リュウグウ(竜宮)」に向けた軌道に乗った「はやぶさ2」。彼は、言った。「それでは地球の皆さん、行ってまいります」。

 振り返れば、2014年12月3日13時22分04秒、我らが「はやぶさ2」は、種子島宇宙センター大型ロケット発射場からH-IIAロケットで打ち上げられた。

 そして、ちょうど1年後、地球の引力を利用する軌道変更と加速、スイングバイに挑戦するため、地球に最接近してきた。2015年12月3日19時過ぎごろ、ハワイ上空3,100kmを通過したのである。

 1年かけて、スイングバイの軌道に乗るため、地球に最接近し、そして小惑星「リュウグウ(竜宮)」を目指し、行っちゃった。

 「はやぶさ2」は、地球を離れた時から、一人ぼっちだ。太平洋一人ぼっちどころでない。宏大極まりない宇宙空間を、一人で、たった一人で旅をし、ミッションを遂行するのだ。立派だなあ。本当に、立派だなあ。

 「それでは地球の皆さん、行ってまいります」。

 「はい、ごぎげんよう。はやぶさ2君のご帰還を首を長くしてお待ちいたしております。頑張れ、はやぶさ2君!!」。



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