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じいやんの日記

洗い張り 

2015年12月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

先日、NHK衛星第1テレビジョンで取り上げられた、テーマの中で「洗い張り」が出てきました。
私の年齢でも知ってる人は少ないと思いますが、実は我家(父の代のみ?)の商いでした。
私が物心付いたころから、主な商?いは「洗い張り」です。
生まれ育った場所柄もあるのでしょうが、着物に関係する商売が成り立つ場所でもありました。
花柳界!分かりますか?
水商売が主な産業の都市なので、着物に関する商いはそこそこ成り立っているのでしょう。
着物は、反物を売る商売から、「仕立てる」に始まり、今で言うクリーニング、「しみ抜き」と作り直し?の両方に関係する「洗い張り」と言う職業がありました。
単に「汚れ」や「シミ」を取るものから、親から子供に引き継ぐために、仕立て直しの為に、一度「洗い張り」を行うものもありました。
単にクリーニングは「まる洗い」、シミが付いたのを取るのは「染み抜き」、すべてを作り直しする時は、糸をほどいて、一枚の反物のように「仮り縫い」し、「洗い張り」をします。
「湯のし」;釜の蒸気で反物を延ばす!ような作業や「しんし針」(漢字が分かりません)竹の棒先に2mm程度の針が出たものを使って、反物の幅方向を広げる?ようにして天日干し?をします。
良くは分っていませんが、時々、所々、親の仕事を「手伝う」ような「まね」ごとをしてました。
そんな懐かしい作業がテーマに選ばれてました。
日本古来の着物に関する商売です。
私は結局何も知らないまま、親の商売も継ぐことはなく、IT関連の商売?を40年に携わってました。
今思うと、「洗い張り」を継ぐべきでしたかな?
着物に関する知識も「何気なく、身についてますが」時には、うんちく程度に役立ちます。
着物をほどいたら「反物にほぼ近い形状になる」は日本人の「もったいない」精神にもつながります。
是非、一度調べてみてください!


参考に!
『COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン〜』(クールジャパン はっくつかっこいいニッポン)は、2006年4月からNHKデジタル衛星ハイビジョンとNHK衛星第2テレビジョン(のちにNHK衛星第1テレビジョンに移動)で放送を開始したバラエティ番組。
この番組は来日間もない外国人の視点を生かし、日本の文化を発掘するということである。スタジオではテーマに沿ったディスカッションを行うものです。
私達が忘れ去った、良き時代の日本を思い出すかも?



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生家

吾喰楽さん

生家の家業は、小さな呉服屋です。
勿論、洗い張りも扱いました。
私も「解き物」を、手伝いました。
1枚50円〜100円でした。
「仮縫い」は、母の仕事。
その先は、近所の職方さんへお願いしました。
洗い張りだけではなく、染め直しもありました。
「色抜き」をして「染め」です。
母の本業は、「仕立て」です。

2015/12/08 13:21:49

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