メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

ザ・ヤクザ 

2015年11月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!
加藤治子さんが92歳で死去のニュース。
向田邦子作品にたくさん出演されていて
着物姿の母親役が似合い、「日本のお母さん像」と
称された女優さんでした。合掌!

今日の映画紹介は「ザ・ヤクザ」。
BSジャパンで2015年11月6日(金)20:00〜放送。
今日はたくさんの映画が各局で放送されるので
好きな映画を選んで見て下さいね。

外国人が描いた日本のヤクザの世界。
健さん、「燃える戦場」に続いてのハリウッド映画出演。
この後、「ブラック・レイン」、
「ミスター・ベースボール」と計4本の
アメリカ映画に出演しています。

キャッチコピーは
”すさみきった現代。ストレンジャーが愛で
まもり通した花一輪に、日本残侠の心が燃えた!”。
何だか、わからないキャッチコピーですが
映画を見れば、”なぁ〜るほど”と判りますね。

イントロでヤクザの説明があります。
「"やくざ”は八・九・三の数字に由来する。
足して20、賭博では負けの数だ
無頼の徒が自らを卑下して、こう称した。
やくざは博徒、テキヤなどの形で350年前から存在した。
貧しい者を非道な御上から守ったとも言われ
それだけ腕と度胸を買われていた。
今日も一部のやくざには武士道にも似た任侠の道が
生きていると言われる。」と。

アメリカの実業家の
ジョージ・タナー(ブライアン・キース)の娘が、
東野組に誘拐された。
組長の東野五郎(岡田英次)との間のトラブルが原因だった。

東野は殺し屋加藤次郎(侍田京介)をロスに送り、
タナーが日本に、こなければ娘の命はないと脅迫する。
タナーは
ハリー・キルマー(ロバート・ミッチャム)に助けを求める。

二人が進駐軍兵士として日本にいたころ、
ハリーに恩義を受けたやくざの幹部の
田中健(高倉健)がおり、彼の協力を得て、
娘を取り戻そういうのがタナーのもくろみだった。

ハリーはタナーのボディガードの
ダスティ(リチャード・ジョーダン)と来日する。
2人は友人で日本に住んでいる
オリヴァー・ウィート(ハーブ・エデルマン)の
家に滞在することにする。

東京に着くとハリーはかっての恋人であり、
田中の別れた妻である英子(岸恵子)の経営するバー
“キルマー・ハウス”を訪れる。

英子から、健が京都に居ることを知り、京都へ。
キルマーは健に事情を打ち明けたが、
すでに健はヤクザの世界から足を洗っていたが、
健は義理を返すために協力を決断するのだった。

日本独自の義理と人情のヤクザの世界を、
「愛と哀しみの果て」でアカデミー賞監督賞を
受賞しているシドニー・ポラック。
又、脚本を執筆したポール・シュレイダーは
三島由紀夫の研究家と知られる親日家だけに、
我々が見ても、そんなに違和感がなく、
見ることができました。

見所は、ラストシーンでの殴り込み。
健さんが上半身裸のマッチョな肉体で日本刀を
大上段に構えての斬り合いは惚れ惚れしますね。
”風呂場でも腕立て伏せをしていた”と言われるだけに
そのしなやかな肉体美は素晴らしいです。

1974年(昭和49年)制作。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ