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荒野の七人 

2015年11月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「荒野の七人」。
BSプレミアムで2015年11月4日(水)13:00〜放送。
ご存知のように、黒沢明監督の東宝映画「七人の侍」を
ジョン・スタージェス監督が西部劇化した作品。
                    
ユル・ブリンナーが「七人の侍」を観て感動して
東宝からわずか250ドルで買い取り、
農民をメキシコ人に置き換えて西部劇に翻案。

ストーリーは皆さん知っているでしょうから、
「七人の侍」の俳優と対比して紹介しましよう。

メキシコの寒村イスカトランから掠奪を重ねる
カルヴェラが率いる野盗群に
村長のヒラリオと村民は戦うことを決意して
村の僅かな財産をかき集めて、
武器を求めて国境の街へ、そこでガンマンの
クリス(ユル・ブリンナー/志村僑役に相当)に
出会い、野盗退治を頼み込む。

同意したクリスは腕の立つガンマンを探し始めた。
まず、クリスと共にならず者を撃退した
ヴィン(スティーブ・マックィーン/稲葉義男と加東大介)は
クリスの男気に惚れて協力することに。

三人目はクリスの古い友人で金鉱探しに執心する
ハリー・(ブラッド・デクスター/加東大介と稲葉義男)。

四人目はもの静かで、ナイフもライフルも超一流の
ブリット(ジェームズ・コバーン/宮口精二)。

五人目は賞金稼ぎだが、悪夢に悩まされている
早打ちのリー(ロバート・ヴォーン/オリジナルキャラクター)。

六人目は気さくな性格で村の子供達に慕われる
西部で名高いオラリー(チャールズ・ブロンソン/千秋実)。

七人目は力不足だと断られるがクリスを慕い、
強引に仲間に入った、
チコ(ホルスト・ブッフホルツ/三船敏郎と木村功)。

それぞれ、一癖も二癖もあるガンマン達、7人は村へ行く。
クリスは村人達に戦う準備をさせる。
防壁を築いたり銃の使い方を教えたりしている間に
7人の男達と村人の間には奇妙な友情が生まれていった。
チコはペトラという村娘と仲良くなる。
そんな時に、カルヴェラ一味が村を襲って来る。

クライマックスシーンの壮絶なガンファイトは
見応えがありますね。弱気を助け強気を挫くという
万国共通のテーマは単純明快で、画面を盛り上げる
エルマー・バーンスタインの軽快な音楽も、
本作が西部劇史上、普及の名作言われる所以でしょう。

主役のユル・ブリンナーの父はスイス国籍のモンゴル人、
母はルーマニア系と独特の風貌ですが、
本作では15歳年下のマックィーンから、銃の扱い方や
早撃ち、タバコの巻き方などを教わって、
スタイリッシュなガンマンを演じています。

最後のクリスのセリフがいいですね。
”別れは早いほうがいい、農民だけが勝ち、
土地と同じように永遠に生き残っていくだろう”。

1961年(昭和36年)制作。
古い映画です。少しこの年を振り返ってみると、
・赤木圭一郎がゴーカートで事故死。
・樺太犬タローが4年半振りに帰国。
・日本テレビで「シャボン玉ホリデー」放送開始。
・大鵬と柏戸が横綱へ同時昇進。
・国民年金特別会計法成立、保険料の徴収が始まる。

う〜ん!皆さん、この時代は
紅顔可憐な美少年に美少女でしたね。
昭和は遠くになりました。



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