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2015年11月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句ポスト投稿

 2015年9月29日、津軽の地に俳句集団「宇宙(そら)」が誕生した。主宰は、津軽わさおが務める。メンバーは、主宰を含み、男子3人、女子2人の計5人である。

 
 主宰の津軽わさおでも俳句修業歴がわずか5か月であるほか、残りの4人もまったくの初心者である。

 5人が切磋琢磨しつつ、レベルを挙げていくことにしているが、俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。毎週、一人で二句以上は投稿することが決まりだ。

 「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。毎週、新しい兼題が出され、全国から投句が集まる。ここで入選する度合が高まっていけば、それは、取りも直さず、上達していっていることになる。


 「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。一般的な捉え方における「特選、秀逸、入選、佳作」に相当する。

 ネットで調べて知り得たところによれば、「俳句ポスト365」には、毎週、全国の600人程度から、2,000句程度が投稿され、そのうち入選句は500句程度のようだ。残り1,500句は、ボツとなる。25%が入選で、75%がボツというのは、結構厳しい。

 入選の「天、地、人、並」の内訳は、毎週、天の俳句1句、地の俳句10句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句といったところのようである。

 入選のうち、並選の俳句は300句で、これに入れるのは、投句総数の15%にすぎない。同じく、人選の俳句は200句で、これに入れるのは、投句総数の10%にすぎない。つまり、人選と並選の入選句は、全体のたった25%にすぎない。

 となれば、毎回、確実に並選の俳句に入りたい。そして、徐々に、その上の人選の俳句に入っていきたい。


 俳句集団「宇宙(そら)」の誕生後、「俳句ポスト365」に対する初めての投稿の兼題は、第129回 2015年10月1日週の兼題「栗」である。

 投稿に対する入選等の結果は、次のとおりである。

津軽わさお作 並選

 三内丸山や文明わらう栗の巨柱

津軽まつ作  よしあきベストセレクション
 
 ゆで栗はゆっくりゆっくり食べるのね

篠田ピンク作 並選

 踏まれてもにっこり笑う出落栗

野々原ラピ作 人選

 縄文の豊かな夜なり栗笑う

 これは、素晴らしい結果であり、中でも、野々原ラピ君の人選への入選は、快挙である。人選の俳句は200句で、これに入れるのは、投句総数の10%にすぎない。しかも、野々原ラピ君は、初投句初人選であり、まさに快挙である。

 主宰の津軽わさおの投稿成績表は、全9回の累計で、6並選、1よしあきベストセレクション、2全ボツである。つまり、全9回の投稿で、まだ一度も人選への入選を勝ち取ったことがないのだ。

 今回の野々原ラピ君の快挙のおかげで、並選と人選の俳句の違いを実戦で知ることができた。これを糧とし、俳句集団「宇宙(そら)」として、更に更に上を目指していきたい。挑戦は美しい。

 


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